Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座
Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法
今回はパーティクルエフェクトを使って、抽象的でミステリアスに光る背景を作ってみます。
こんな感じです。
では、早速やってみましょう。
1)タイムラインの設定
まずは、タイムラインを設定します。
ファイル→新規タイムラインをクリックし、
プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。
今回は横型にしたいので、
解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。
タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。
これで作成を押すとタイムラインが作られます。

2)Fusionでパーティクルを配置する
エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。


今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。

タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。

真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。
この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。

とりあえず、
「pEmitter1」→「pRender1」→「MediaOut1」の順につなぎます。
「pエミッター」だけとか、「pレンダー」だけではパーティクルは出てきませんので、これが基本です。

この状態で再生してみると、画面真ん中の丸い領域に、小さいつぶつぶが沢山登場していくという映像になっていると思います。

これがパーティクルで、確かに発生しているのですが、これだと何だか地味なので、カスタマイズしていきます。
3)pエミッターをカスタマイズする
「pEmitter1」を選択した状態で、右側にある
ツール→pEmitter1→領域→Allに変更します。
すると、画面真ん中の丸い領域にいたつぶつぶが画面全体に散らばります。
ここでいう「領域」はパーティクルが発生する「領域」で、元々のSphere(球)からAllにしたことで、画面全体からパーティクルが発生することになります。

次に、パーティクルの形を変更します。
「領域」の隣にある「スタイル」を押します。
スタイル→Pointになっているところを、
スタイル→Blobに変更します。

すると、元々小さい粒々だったものが、ぼやけた白い丸に変化しました。
画面いっぱいにぼやけた白い丸が散らばっていますね。
再生すると、「ぼやけた白い丸」が登場して、しばらくすると消えていくというアニメーションになっています。

今回は、もっと「大きなぼやけた丸」にして、「数は少なく」したいと思います。
ということで、先に数を少なくするために「コントロール」の方を調整します。
「コントロール」を押してから、数値を以下のように調整します。
エミッター
数 0.1
持続時間 150
ベロシティ
ベロシティ 0.05
ベロシティの変化 0.05
角度の変化 360

エミッターの数を0.1にしたことで、パーティクルの数が減りました。
また、持続時間を150フレームにしたことで、1つのパーティクルが5秒間生きているという設定になりました。
ベロシティはパーティクルが発生した後に移動する強さを表しています。ベロシティ 0の時は移動しなかったのですが、0.05に設定したことで少し動くようになりました。
また、角度の変化 360としたことで、全ての方向のうちのどこかに移動するという設定になっています。

パーティクルの数を少なくできたので、再び「スタイル」の方に戻ります。
「スタイル」の中の、Size Controlsを開き、
以下のように設定します。
Size Controls
Size 30.0
Size Variance 0.5
Size to Velocity 0.1
Size Over Life 真ん中で上がる三角の形
Fade Controls
Fade In 0.05, Out 0.95

Sizeを大きくしたことで、ぼやけた丸が大きくなりました。
また、Size Variance 0.5としたことで、大きさにばらつきが出るようにしました。
Size to Velocity 0.1は、サイズによってベロシティが変わる設定ですが、これもなんとなくばらつきが出るための設定です。
Size Over Life は、パーティクルが生まれてから消えるまでの生存時間において、サイズが変化するという設定です。真ん中の大きい三角にしたので、生まれてからしばらくは大きくなり、途中から小さくなるという設定になっています。
Fade Controlsは、フェードインして、フェードアウトするという設定です。
これでパーティクルの設定は整いました!
4)背景と合成する
では次に、パーティクルの背景にグラデーションを足して合成しましょう。
「pRender1」を選択した状態で、「背景」のボタンを押します。

すると、Mergeと、Backgroundのノードが登場してこんな感じになっていると思います。

ただ、これだと「pRender1」が黄色の矢印、つまり(背景側)につながっているので、矢印をつなぎなおします。
「pRender1」を緑色の矢印(前景側)で、
「Background1」を黄色の矢印(背景側)でつなぐように修正してください。

これで、黒い背景にぼんやりとした大きい白丸が登場していると思います。

では、背景をグラデーションに変えていきましょう。
「Background1」を選択した状態で、
カラー→種類→四隅にして、以下のように設定します。

最後に「Merge1」を選択した状態で、
適用モード→オーバーレイに設定します。

これで完成です!
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