Lesson 16 映像の一部にモザイクをかける方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 16 映像の一部にモザイクをかける方法 スポンサーの関係上、撮影した映像にモザイクをかける必要がある場合があります。 今回は、映像の一部だけにモザイクをかける方法についてご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)動画を配置する 今回はこちらのアヒル(ガチョウ?)が歩いている動画をMotion Elementsからダウンロードしてきました。 こちらをビデオ1に配置します。 3)カラーの画面で編集する 次に、画面下にある「丸の周りにたくさん丸があるマーク」をクリックします。 これで「カラー」の画面へ移動します。 画面右側にノードエディターがあると思います。 こちらのサムネイルを右クリックして、 ノードを追加→シリアルノードを追加をクリックします。 すると、2つ目のサムネイルが登場したと思います。 こちらの2つ目の方にモザイクのエフェクトをかけていきます。 次に、右上の方に「エフェクト」というアイコンがあるのでこれをクリックします。 ライブラリ→ResolveFXブラー→ブラー(モザイク)というのを探して、 先ほど増えた2つ目のサムネイルにドラッグして適用します。 すると、アヒル動画全体にモザイクがかかったと思います。 4)マスクを設定して対象を追いかける 本当はアヒル一匹だけにモザイクをかけたいので、次にマスクをかけます。 画面真ん中あたりにある「楕円形っぽいアイコン」をクリックします。 ウィンドウというメニューが現れるので、この中の「◯ 円形」をクリックします。 すると画面の真ん中に、円形のシェイプが出て、その部分だけモザイクがかかりました。 次に円形のシェイプをモザイクをかけたい対象のところに持っていきます。 今回は左側にいるアヒルを狙います。 右下にキーフレームのウィンドウが出ていると思うので、 カーソルを一番左に持っていった状態で、 コレクター2という部分の左にある◆をクリックしてキーフレームを打ちます。 少しカーソルを右に動かすと、動画が進み、アヒルも少し右側に動きます。 そこで画面のモザイクのシェイプを動かすと、自動的にキーフレームが打たれます。 これを繰り返して、うまく左側のアヒルを追いかけるようにキーフレームを打っていきます。 キーフレームはこんな感じになりました。 これで完成です!  

Lesson 15 カラオケの歌詞のようなテキストを作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 15 カラオケの歌詞のようなテキストを作る方法 カラオケで歌詞が表示される時には、歌の流れに合わせて白かったテキストに色がついていきます。 今回はそんなカラオケっぽい歌詞を表示する方法をご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)曲を配置する 今回は曲と歌詞が先にあって、それに合わせて絵やテロップを作っていくやり方が良さそうです。 ということで、歌詞を入れるための音楽を先に入れ込みましょう。 「ハッピーバースデー」の曲は既にパブリックドメインになっているそうなので、私がこの曲をガレージバンドで再現してみました。 こちらをMotion Elementsにフリー素材としてアップロードしましたので、こちらからダウンロードしてください。 https://www.motionelements.com/ja/stock-music-52999363-happy-birthday-to-you ダウンロードしたWAVファイルをオーディオ1にドラッグします。 音楽の冒頭に少し間がありますので、01:00:01:05 あたりでトリミングして、 左にドラッグして、動画を再生したら音楽がすぐに始まるようにしておきます。 3)誕生日の絵を作る 次に、unsplashから誕生日っぽい賑やかな写真を4枚ダウンロードしてきます。 UnsplashのLidya Nadaが撮影した写真 UnsplashのAl Elmesが撮影した写真 UnsplashのJoshua Hoehneが撮影した写真 UnsplashのKarly Gomezが撮影した写真 これら4枚の写真をビデオ1にドラッグして配置します。 曲のリズムに合うようにトリミングしていきます。 今回の場合、だいたい4秒ずつくらいがちょうど良さそうです。 最後は音が終わってから少し間を取ったくらいで終わりにします。 4)歌詞を入れる では、歌詞を入れていきましょう。 エフェクト→タイトル→テキストを選び、ビデオ2にドラッグして配置します。 右上のインスペクタ側で歌詞を打ち込んで、フォントを選びます。 私は フォント Helvetica フォントフェイス Bold カラー 白 サイズ 90 位置 X 960, Y 67 ドロップシャドウ カラー 黒 オフセット X 2, Y -2 ブラー 10 不透明度 100 にしました。 画面はこんな感じです。 5)色付きの歌詞を上に乗せる 続いて、カラオケっぽくなるように、色付きの歌詞を、今入れたテロップの真上に乗せていきます。 ビデオ2に配置したテキストを選択し、optionキー(WindowsではAltキー)を押しながらビデオ3にドラッグします。 すると、テキストのクリップが複製されて、ビデオ3に登場します。 このやり方がうまくいかない場合は、⌘+Cを押してテキストのクリップをコピーし、別の場所に⌘+Vで貼り付け、ドラッグしてビデオ3に持っていってください。 次に、ビデオ3に配置した方のテキストを選択し、インスペクタ→カラーを選択し、テキストの色を変えます。 今回は明るいオレンジ色にしてみました。 そして、カーソルを03:11くらいのところに持っていきます。 歌詞で言うと、「Happy birthday to you」の、「you」と歌い終わったくらいのところです。 タイトル3のテキストを選択した状態で、 インスペクタ→ビデオ→設定→クロップ →右クロップの値を425に設定し、 ◆を押して、キーフレームを打ちます。 次に、カーソルを00:00まで戻します。 再び、ビデオ3のテキストを選択した状態で、 インスペクタ→ビデオ→設定→クロップ →右クロップの値を1451にします。(今度は数値を変更するだけで、自動的にキーフレームが打たれます) これで再生してみると、歌詞に合わせて白い文字がオレンジの文字に変わっていくようになったと思います。 ということで、2つ目の歌詞を入れましょう。 2つ目以降はコピーして作業するのが簡単です。 ビデオ3と、ビデオ2のクリップを両方選択した状態で、optionキー(WindowsではAltキー)を押しながら右側にドラッグして複製しましょう。 同じ歌詞なので、大体合っていますが、ズレていたらビデオ1の長さに合わせてトリミングしておきます。 この調子で続けていくのですが、3つ目は歌詞が違うので、テキストを選択して歌詞を打ち直します。 ビデオ2でまず打ち込み、同じテキストをビデオ3のテキストにコピぺするとぴったり合うようになると思います。 テキストの長さが変わるとオレンジ色が中途半端なところから始まったり、最後に全部オレンジにならなかったりすると思います。 そういう場合は、タイムラインの左上くらいにあるこのマークを押します。 すると、タイムラインの下にキーフレームを打ったものが可視化されます。 それぞれのキーフレームを打った場所にカーソルを合わせやすくなるので、右クロップの値を調整して、うまくメロディと歌詞の変化が合うようにしてください。 これを繰り返し、4カット全部調整すると、こんな感じのタイムラインになっていると思います。 これで完成です! 今回はシンプルなキーフレームでも割とタイミングが合いましたが、歌詞によってはタメがあるなど、リズムが一定でない場合もあると思います。 そういう場合はさらに細かくキーフレームを設定して合うようにしてみてください。    

Lesson 14 必殺技が出る時のような集中線背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 14 必殺技が出る時のような集中線背景を作る方法 前回はファストノイズとグラデーションを使って「雰囲気のある背景」を作りました。 今回はファストノイズ、グラデーションに座標空間というエフェクトを追加して、「アニメキャラが必殺技を出す時のような集中線背景」を作ってみたいと思います。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)フュージョンコンポジションを配置する 次に、エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションというのを タイムラインのビデオ1にドラッグします。 3)Fusionページに移動する 次に、画面下にある「キラキラとステッキ」みたいなアイコンをクリックして、Fusionページに移動します。 ノードエディターの画面にはMediaOut1 だけが表示されていると思います。 ここで、こちらの「背景」ボタンを押します。 すると、ノードエディター側に Background1 というのが登場します。 Backgroundにカーソルを持っていくと、左下に「穴が二つ」表示されます。 こちらの「左側の穴」をクリックして白くします。 「左側の穴」を白くすると、上部のモニターの左側がアクティブになって、 Background1と表示されたと思います。 実はこの「2つの穴」は、上部の2つのモニターに映す映像を選択するための「穴」で、 これでBackground1の内容を左側のモニターに映すことができるようになったわけです。 ちなみに、右側は「MediaOut1」が映るようになっていますので、 後々、バックグラウンドを編集したものを「MediaOut1」につなぐことで、 同じものを出力することができるようになります。 4)グラデーションを編集する では、「Background1」を編集していきましょう。 ノードエディター側で「Background1」を選択した状態で、 右上のインスペクタのところで、 カラー→種類→単色となっているところを、グラデーションに変更します。 すると、グラデーションを詳細に作れる画面になるので編集していきましょう。 まず、 グラデーションの種類→Linear 開始 X 0.5 Y 1.0 終了 X 0.5 Y 0.0 に設定します。 さらに、グラデーションと書いてあるバーの下に三角が2つありますが、 左側の三角をクリックします。 すると、色を変更できるようになりますので、 左側を「濃い青色」にします。 右側の三角もクリックして、こちらは「少し緑よりの明るめの水色」になるようにしましょう。 こうすると、モニター側はこんな感じに、上の方が「濃い青色」で、下の方が「少し緑よりの明るめの水色」のグラデーションになっていると思います。 ここで一旦、Background1と、MediaOut1をつないでおきましょう。 5)ファストノイズを合成する 次に、ノードエディター側で、Background1を選択した状態で、この「ぼやけた円が混ざった四角」のアイコンを押します。これがファストノイズのアイコンです。 (ちなみに有名な合成ソフトAfter Effectsではフラクタルノイズというエフェクトがあり、かなりファストノイズと似ています。) これを押すと、ノードエディター側が変化して、こんな感じになったと思います。 いきなりノードが増えてわかりにくいので少し整理しましょう。 MediaOut1を右に引っ張り、Background1を左下に持っていきましょう。 ここで、Merge1というのが登場していますが、これは「併合する」という意味で、 ▶︎緑矢印から来たものを前景 ▶︎黄色矢印から来たものを後景として合成する という意味になっています。 レイヤーで言うと上にあるのが▶︎緑矢印から来たもの レイヤーで言うと下にあるのが▶︎黄色矢印から来たもの ということですね。 僕はこれがわかりやすいので、ノードエディター側も整理して背景に当たるものは下になるようにしています。 今、MediaOut側の右側のモニターをみるとこんな感じになっていると思います。 空に雲がかかったような感じですね。 6)ファストノイズを編集する 次に、FastNoise1を選択した状態で、 インスペクタ側を編集していきます。 ディテール 4.0 コントラスト 1.3 明るさ -0.6 X/Yをロック チェックを外す スケール(X) 40.0 スケール(Y) 0.5 とします。 今、モニター側はこんな感じの縦縞模様になっていると思います。「カーテンを作った時」に似ていますね。 さらに、ファストノイズを動かすためにキーフレームを打っていきます。 まず、カーソル(再生すると動いていくオレンジ色の縦棒)を0秒のところに合わせます。 そして、 ノイズ→センターYの値を -5.0 に設定して、数字の右側にある◆を押してキーフレームを打ちます。 次に、カーソルを一番右に持っていきます。 ここで、ノイズ→センターYの値を 5.0 に設定します。 すると、背景のグラデーションの縦線が上に上がっていくようなアニメーションになったと思います。   7)座標空間を追加する では最後に、「座標空間」というエフェクトを追加します。 ノードエディターの何もないところで右クリックするとツールを出せる画面が登場します。 ここから、ツールを追加→ワープ→座標空間をクリックします。 すると、ノードエディターに「CoordinateSpace1」というのが登場します。 Merge1からMediaOut1につながっていた矢印を一度ドラッグして切って、CoordinateSpace1を間につなげるようにします。 そして、CoordinateSpace1を選択した状態で、インスペクタ側の形状を「極座標から直交座標」に変えます。 これで完成です! ファストノイズをキーフレームで動かした段階でもっと数値を派手に変化させれば、もっとスピード感のある集中線にすることもできますので、お好みでカスタマイズしてみてください。