Lesson 25 検索窓に文字をタイプライター風に打ち込む方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 25 検索窓に文字をタイプライター風に打ち込む方法 時々クライアントから「最後の情報部分に検索窓を入れて欲しい」と言われることがあります。 角丸の四角と文字で構成することもありますが、今回は虫メガネマークを使って作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionで検索窓を作る 検索窓は、横長で角丸の長方形と、虫メガネマークで作れそうです。 まずは、横長で角丸の長方形を作りましょう。 エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 まず、エフェクトのツールから、 Tools→シェイプ→s四角形を押します。 すると、ノードエディター側に、sRectangleというノードが現れます。 シェイプの一覧には似た様な感じで「sなんとか」というものが沢山ありますが、これは「シェイプだよ」という意味です。 そして、シェイプ系のノードは、必ず「sレンダー」と一緒に使わないと次に進めないルールになっていますので、sRectangleを押した状態で、「sレンダー」を押してつなぎます。 さらに、MediaOutにつないでおきましょう。 sRenderの左側の丸を白くしておくと、左側モニターはこんな感じで、透明の背景に大きい白い四角が表示されていると思います。 では、このシェイプを変形していきましょう。 sRectangleを選択した状態で、右上のインスペクタに行き、 ソリッド チェックを入れる オフセット(Y) -0.2 幅 0.5 高さ 0.05 角の丸み 1.0 に、設定します。 すると、モニターはこんな感じの「アイスの棒」みたいな角丸の四角になったと思います。 今回は角の丸みを1.0にしたので完全に「アイスの棒」ですが、ほどほどに角丸にすることもできるので、お好みで調整してください。 これで検索窓の枠ができました。 2)虫メガネマークを検索窓に乗せる 次に虫メガネマークを検索窓に乗せていきます。 「コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用マスク」のページに行き、 検索1をコピーします。 ノードエディターの何もないところにCommand+V(WindowsではCtrl+V)して貼り付けます。 すると、Search1というノードが登場したと思います。 背景ボタンを押し、Backgroundノードを登場させ、Search1→Backgroundの順でつなぎます。 元々背景ノードは黒い平面です。「黒い平面」を「虫メガネの形」で切り抜いたので、黒い虫眼鏡になっていると思います。 では、これをうまく検索窓に合成していきましょう。 虫メガネの大きさをちょうど良くするために、Backgroundを押した状態で変形ツールを押し、さらにMergeでつなぎます。 Mergeでつなぐときに、虫メガネが上、検索窓が下にくるように、 虫メガネ側(つまりTransform)は緑の矢印に、 検索窓側(つまりsRender)は黄色の矢印につなぐようにしてください。緑上黄下。 今、MediaOutの右の丸を白くしておくと、右モニターにはこんな感じで表示されていると思います。 では、虫メガネを正しい位置に持っていきましょう。 Transformを選択した状態で、 インスペクタ側の設定を、 センター X 0.71 Y 0.14 サイズ 0.25 に設定します。 これで、うまく検索窓に黒い虫メガネを配置することができました。 3)検索してほしいテキストを入れる ここで、画面下にあるエディットボタンを押して、一度エディットページに戻りましょう。 エフェクトから タイトル→テキスト+を選択し、ビデオ2にドラッグします。 長さはFusionコンポジション(検索窓の画像)にそろえておきます。 タイムライン上で、テキスト+を選択した状態で、 インスペクタ側でテキストを打ち込んでいきます。 テキスト  テキスト 仕事で使える動画制作  フォント ヒラギノ角ゴProN W6  サイズ 0.0405 レイアウト  センター X 0.48 Y 0.148 に設定したところ、うまく検索窓にフィットしました。 視聴者に検索してもらいたい言葉はその都度違うと思うので、うまく入りきらない場合や、検索窓があまり過ぎちゃう場合は、Fusionに戻り、sRectangleの幅を調整して合わせるようにしてください。 4)テキストを一文字ずつ表示されるようにする 最後にタイプライターで打ったようにテキストを一文字ずつ表示させます。 タイムラインのカーソルを1秒ちょうどのところに合わせます。 タイムライン上のテキスト+を選択した状態で、 インスペクタ→テキストの設定の下の方にある 「端から表示」の右の◆をクリックして赤くします(キーフレームを打ちます)。 タイムラインのカーソルを0秒まで戻します。 「端から表示」の右側の丸を左にドラッグします。(もしくは、終点を0.0に設定します。) これで、1秒の尺で、文字がタイプライターで打ったみたいに一文字ずつ表示されるアニメーションをつけることができました。 今回はこれで完成です! タイプライターの打ち込むスピードは最後のキーフレームを打つところで調整できるので、気持ちの良いスピードを探ってみてください。  

Lesson 24 ニュース番組風の名前テロップベース作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 24 ニュース番組風の名前テロップベース作る方法 先日、電車のサイネージで、ニュース番組風のコンテンツが流れていて、そこの名前テロップベースが素敵だったので、記憶を頼りに真似してみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionで平面とグラデーションを用意 この名前テロップベースがどうなっているかというと、 グラデーションがあり、その隣に白い平面があり、 それが角丸の長方形で切り抜かれている(マスクされている)と考えるのが良さそうです。 ということで、まずはグラデーションを用意しましょう。 「コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用グラデーション」のページから、 パステル9をコピーして、 Fusionのノードエディターに⌘+Vで貼り付けてください。 すると、Gradient_BGというノードが現れて、 モニターはこんな感じのグラデーションになっていると思います。 Gradient_BGを選択した状態で、 開始 X 0.5 Y 0.75 終了 X 0.5 Y 0.25 にしておきます。 元々は斜めのグラデーションでしたが、これで、まっすぐ縦向きのグラデーションになります。 続いて、白い背景を合成しましょう。 mergeと、Backgroundをドラッグして、 以下のようにつなぎます。 Backgroundが緑(つまり前景)、Gradientが黄色(つまり背景)になるようにしてください。 Backgroundを選択した状態で、 インスペクタ側で、カラーを白にします。 さらに、Transformを押して、Backgroundとmergeの間に入れます。 transformを選択した状態で、 センター X を右にずらしていき、0.84くらいにします。 これで、グラデーションの上に白い平面が乗ったものができました。 2)長方形でマスクを切る では長方形でマスクを切っていきましょう。 四角形ツールをノードエディターにドラッグして、 登場したRectangleを mergeの水色の三角につなぎます。 すると、合成していた「白い平面」がマスクされて、長方形で切り抜かれます。 さらに、mergeを選択した状態で、 インスペクタ→設定→マスクで乗算にチェックを入れると、 背景のグラデーション部分も同じようにマスクされます。 ちなみに、mergeの「マスクで乗算」を使わないで、 rectangleから2本目の線を引っ張って、Gradient_BGの水色三角につなぐという手もあります。 つまり、同じ長方形のマスクを、グラデーション背景にも、前景にある白の平面にも適用するということですね。 もしかしたら、ノードの見た目的にはこちらの方がわかりやすいかもしれません。 お好みで使い分けてください。 では、最後にマスクの大きさを整えて角丸にします。 Rectangleを選択した状態で、 インスペクタ側で、幅、高さ、角丸などを調整します。 あとはエディットページに戻って、テキストを重ねて名前を書き込めば完成です!  

Lesson 23 ストライプの背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 23 ストライプの背景を作る方法 動画のタイトルシーンなどで使えるストライプの背景を作ります。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでグラデーションを設定する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 画面中段にあるバックグラウンドのアイコンを押します。 インスペクタ側で、 種類 グラデーション グラデーションの色 ピンク(#FF0099)〜白(#FFFFFF)に設定します。 今、ピンクから白のグラデーションに設定したので、 モニターはこんな感じになっていると思います。 2)グラデーションの切れ目を変更して、繰り返す グラデーションが設定されているバーの下にある左側の三角(ピンク側)をクリックし、 数値を0.5に設定します。 さらに、右側の三角(白の側)も0.5に設定します。 すると、「グラデーション」と言いながら、ピンクと白ではっきりと境界が別れた画像ができます。 ここで、グラデーションの設定の下の方にある リピート → Repeat 終了 X → 0.05に設定します。 すると、「ピンクと白の画像」がリピートされて(繰り返されて)ストライプを作ることができました! モニター上に表示されている四角と四角が線でつながっているようなもの(□—□)が、グラデーションの幅や角度を表しているので、 これをドラッグしてやることで、斜めのストライプを作ることもできます。 今はグラデーションの値を、両方0.5に設定しましたが、 これを0.0と1.0にすると、グラデーションがかかったストライプにすることもできます。 こういうのも面白いですね。 グラデーションのノードはこちらのページにいくつか用意してありますので、 ノードを入れ替えて遊んでみてください。 コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用グラデーション 例)ゴールド6で作ったストライプ 例)ブルー3で作ったストライプ  

Lesson 22 黄金色(ゴールド)に輝く文字を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 22 黄金色(ゴールド)に輝く文字を作る方法 リッチな印象や、ゴージャスな雰囲気を出したい時に黄金色(ゴールド)に輝くテロップを入れたくなることがあります。 Photoshopでゴールドの文字を作る方法はたくさん紹介されていますが、DaVinci Resolveの標準エフェクトだけで作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでグラデーションの文字を作る エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 画面中段にあるテキストのアイコンを押します。 ノードエディターにText1のノードが現れるので、これを選択した状態で、 インスペクタで、 テキスト GOLD フォント Trajan Pro 3      Bold サイズ 0.15 に設定します。 Trajan Pro 3は僕が好きでよく使うフォントだというだけで、太めのフォントであれば明朝形でもゴシック形でも合うと思います。ここはお好みで変更してみてください。 Text1の左側の穴を白くすると、左側モニターには白い文字でGOLDと表示されると思います。 次に、ゴールドなグラデーションを設定します。 以前 Lesson 12で、グラデーションを設定したように、細かく数値を打ち込んでいってもいいのですが、なかなか面倒くさいので、僕が作ったグラデーション平面をコピペしてください。 以下のボタンを押すとクリップボードに情報がコピーされるので、ノードエディター側でペーストしてください。 { Tools = ordered() { GOLD_Gradient = Background { CtrlWZoom = false, NameSet = true, Inputs = { GlobalOut = Input { Value = 449, }, Width = Input { Value = 1920, }, Height = Input { Value = 1080, }, UseFrameFormatSettings = Input { Value = 1, }, [“Gamut.SLogVersion”] = Input { Value = FuID { “SLog2” }, }, Type = Input { Value = FuID […]

Lesson 21 回転する3Dの地球を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 21 回転する3Dの地球を作る方法 Davinci Resolveでは3Dのオブジェクトを扱うこともできます。 今回は地球が回転する映像を作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionで地球を作る エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 画面真ん中あたりにある球や円錐のあるマークを押し、レンダラー3Dを押します。 3Dオブジェクトを扱うときは、レンダラー3Dにつないでからでないと、MediaOutに映像が出てこないので、とりあえずつないでおきます。 つぎに、Shape3D1を選択した状態で、 シェイプ Sphere サイズ 0.5 に設定します。 Shape3D1の左側の穴を白くすると、左側モニターには白い球が現れていると思います。 ここに、「地球の模様」を配置することにしたいので、 Wikipediaからパブリックドメイン(著作権消滅済み)の世界地図をダウンロードしてきます。NASAが作ったもののようです。ありがたく使わせていただきましょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/正距円筒図法 このファイル Equirectangular-projection.jpg をノードエディターにドラッグします。 MediaIn1というノードになるので、これをShape3D1の緑色の三角につなぎます。 すると、左側のモニターでは、球が地球模様になりました。 3)地球を回転させる。 では、地球を回転させましょう。 タイムラインの0秒のところにカーソルを置き、 Shape3D1を選択した状態で、 回転 Y の数値の右にある◆を押してキーフレームを打ちます。 ◆は赤くなるはずです。 タイムラインのカーソルを一番右(今は15秒に設定しているので、449フレーム)に持っていき、 回転Yの値を720に設定します。 15秒かけて720°(つまり2回転)する動きをつけられました! 今回はこれで完成です! なお、世界地図は「正距円筒図法」という図法で書かれたものが、球体に貼り付けるのに適しているそうです。別の地図を使う場合は気にしてみてください。