Lesson 37 エクスプレッションを使いパーティクルで光のツリーを描く方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 37 エクスプレッションを使いパーティクルで光のツリーを描く方法 前々回、前回と、エクスプレッションを使って文字やパーティクルを動かす方法についてお伝えしてきました。 前回の「パーティクルで円を描く」方法を少し発展させて、光のツリーを描いてみます。   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)パーティクルを3D空間で動かす 前回まではパーティクルを使う際に実は2Dでレンダリングをしていました。 3Dとして扱うこともできるので、やってみましょう。 ではまず、エフェクト→Fusionコンポジションをビデオ1に配置します。 右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、 pエミッター、pレンダー、カメラ3D、レンダラー3Dを続けて押します。 そして、レンダラー3DをMediaOutにつないでおきましょう。 ノードはこうなっていると思います。 カーソルを動かしてみてもモニター側に何も映らないと思いますが、 これはカメラとパーティクルの発生源がとても近い位置にあって、カメラで何も撮れてないという状態です。 ということで、まずはカメラを少し後ろに引きましょう。 タイムラインのカーソルを60フレームくらいにしてから、 カメラ3Dを選択した状態で、 インスペクタ側から、変形→並行移動Zを大きくしていくと、画面中央につぶつぶが見えてきます。 並行移動 Z 4.0くらいにしておきましょう。 では、パーティクルを調整していきましょう。 pEmitterを選択した状態で、スタイルのタブを開きます。 スタイル→Blobに、 Size Controls→Size 0.02にします。 次に、領域のタブを開き、 サイズ 0.05 並行移動→オフセット(X)を右クリックしてエクスプレッションを適用し、 前回、円を描いた時と同じ、sin(time/10)/5を入れます。 さらに、 並行移動→オフセット(Z)のエクスプレッションには、 cos(time/10)/5 とします。 なぜオフセット(Y)ではなくて、オフセット(Z)なのかというと、 DaVinci Resolveの3D空間が、上方向がY、奥行き方向がZと設定されているからなのです。 今回は横から見たクリスマスツリーのような形を目指しているので、 X軸とZ軸で円を描いていこうとしています。 3D空間の方のモニターではちゃんとパーティクルが円を描いています。 このままでは前回と同じ「円」なので、数式をひと工夫して徐々に円の直径が狭まっていくようにしましょう。 sin(time/10)/5 で言うと、5で割っている部分を変化させると円の直径が変わっていきます。 例えば、sin(time/10)/timeとすれば、 時間が大きくなるほど分母が大きくなるので、全体の数値は小さくなっていくはずです。 ということで、僕がいろいろと試行錯誤した結果、 並行移動X → sin(time/3)/time*10 並行移動Z → cos(time/3)/time*10 が、ちょうど良さそうでした。 これを入れてください。 こちらのモニターは真横から見ているので、あんまり変わって見えませんが、 3D空間の方はちゃんと渦になっているのが見て取れます。 これで、Y軸方向に上に向かってもらえれば、きっとクリスマスツリーみたいな形になるはずです。 並行移動(Y)のエクスプレッションに、 -0.5+time/200 と打ち込んでください。 -0.5から始めたのは、画面の下位置からスタートするためです。 timeを200で割っているのは、単純にtimeとするとY軸方向へ移動するスピードが早すぎたためです。 例えば100で割ればもっと早く上へ登っていきますし、仮に300で割れば、昇っていくスピードはもっと遅くなります。 3)パーティクルをさらにカスタマイズする 基本の動きは付けられたので、細かいところをカスタマイズしてきましょう。 pEmitterを選択した状態で、 コントロールのタブを開き、 エミッター→数 4.0      →持続時間 300 ベロシティ→ベロシティ 0.005      →角度の変化 360 とします。 だいぶツリーっぽくなってきましたね。 スタイルのタブに戻り、 Color Over Life を黄色からピンクのグラデーションにしてみましょう。 これで生まれてから時間が経ったパーティクルは黄色からピンク色に変わっていくので、さらに美しいです。 ここで、タイムラインのカーソルを0に戻してみると、 真ん中に粒が出てはじまっていることがわかります。 この粒はいらないので、パーティクルが発生するタイミングを少し後からに変更します。 タイムラインのカーソルを10フレームのところに合わせて、 コントロール→エミッター→数のところにキーフレームを打ちます。 1フレーム戻して(つまり9フレームのところに)カーソルを合わせ、 コントロール→エミッター→数のところに0と打ち込みます。 これで0フレームから9フレームまではパーティクルは発生せず、 10フレーム目から4個ずつ発生するという設定になりました。 最後に、カメラ3Dの並行移動を調整して、 少し光のツリーが画面左側にくるようにしましょう。 少しカメラの位置を上げて、回転Xで下を向かせてみました。 これで完成です!  

Lesson 36 エクスプレッションを使いパーティクルで光の円を描く方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 36 エクスプレッションを使いパーティクルで光の円を描く方法 前回はエクスプレッションを使って文字を回転させ続けるという方法についてお伝えしました。 今回もエクスプレッションを使うのですが、円の軌跡を描く数式を打ち込むことで、光の円を作ってみます。 完成したノードだけ購入したい方はこちら   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)円を描くエクスプレッション 数学の授業で三角関数を習ったのを覚えていますでしょうか? サインとかコサインとかいうやつですが「こんなもの、今後の人生で使うことなのあるのだろうか?」と僕は思っていたのですが、ついに使える日がやってきました! まず、手始めに文字を回してみましょう。 エフェクト→タイトル→テキスト+を選択し、 ビデオ1に配置します。 インスペクタ側で、「☆」と打ち込みます。 フォントはヒラギノSans、文字色は白のままです。 次に、「変形」のタブに移動し、 Offsetのところで右クリックし、エクスプレッションを追加します。 すると、 Point(0.0, 0.0) というコードが出てきます。 これは、初期値である Xが0.0、Yが0.0というものなので、これを修正することで 文字の位置に動きをつけることができます。 まず、Xにサインを適用して、 Point(sin(time), 0.0) と、してみましょう。 これで再生してみると、 ☆が横方向に激しく動いている映像になります。 これは何が起きているかというと、 sin(time)としたことで、Xの値は -1 〜 0 〜 +1の間の値を取るようになっています。 Offsetの設定としては、 画面の左端が-0.5 画面の真ん中が0 画面の右端が0.5 なので、このままだと画面からはみ出していることになります。 ということで、3で割ってみましょう。 Point(sin(time)/3, 0.0) すると、画面の内側で星が横に激しく動くようになります。 星の動くスピードが早すぎるので、もう少し見えるくらいのスピードにしたいので、 timeを10で割ってみましょう。 Point(sin(time/10)/3, 0.0) これで目で追えるスピードになりましたね。 試しに、Y方向にもエクスプレッションを書いてみましょう。 Point(sin(time/10)/3, sin(time/10)/3) すると、右上がりの斜め方向に星が行き来する映像になりました。 実はY側はサインではなく、コサインを使うのが正解です。Y側をcosに変えます。 Point(sin(time/10)/3, cos(time/10)/3) これで星を回すことができました! Yが少し大きすぎて画面からはみ出しているので、 3で割っていたところを、両方とも5で割ることにしましょう。 Point(sin(time/10)/5, cos(time/10)/5) これで、画面の中で星を回すことができるようになりました。 3)パーティクルで円を描く 円を描くエクスプレッションの書き方がわかったので、次はパーティクルを回してみましょう。 パーティクルの発生方法は「Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法」などで書きましたので、パーティクルが初めての方は参考にしてください。 ではまず、エフェクト→Fusionコンポジションをビデオ1に配置します。 右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、 pエミッターと、pレンダーを続けて押します。 さらにpレンダーをMediaOutにつないでおきましょう。 次に、pEmitterを選択し、インスペクタ側のスタイルのタブを押します。 スタイル→Blobに変更、 Size→1.0に変更します。 次に領域のタブに行き、 並行移動のオフセット(X)のところを右クリックしてエクスプレッションを追加します。 ここに、先程作った数式 sin(time/10)/5 と打ち込みます。 同様にオフセット(Y)には cos(time/10)/5 と打ち込みます。 領域のサイズは0.03にしておきます。 これで再生すると、パーティクルが円を描きながら発生するという映像になりました! パーティクルが発生してから、少し動いたほうがそれっぽいので、少し修正しましょう。 コントロールのタブで、 数 5 ベロシティ 0.003 角度の変化 360 に設定します。 これで、発生したあと、ランダムな方向に少しだけ動くという雰囲気が付けられました。 最後に、スタイルのタブに戻って、 Color Controlsで好きな色に変更、 Fade Controls のOutを0.8くらいにすると美しいです。 今回はこれで完成です!  

Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法 After Effectsのパーティクルで炎を作る方法はいろいろと知られていますので、今回はそれを真似してDaVinci Resolveで炎を出してみたいと思います。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)パーティクルを発生させる エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 まずはパーティクルを発生させます。 Tools→パーティクルのところから、 pエミッターと、pレンダーをノードエディターにドラッグして、 とりあえずMediaOutにつなぎます。 これで少し再生すると、右側モニターに白いつぶつぶが沢山現れてきます。 ではパーティクルを炎っぽい色味に変えていきましょう。 pEmitterを選択した状態で、インスペクタ側で、 まずは「スタイル」の設定です。 Style→Blob にした上で、以下のような設定にします。 Color Over Life Controlsというのが パーティクルが生まれて、消えるまでの間の色の変化を表しています。 赤で生まれて、途中オレンジ色になり、最後また赤く消えていくようにしてあります。 また、Size Over Lifeのグラフも、中ぐらいで生まれ、途中大きくなって、最後には小さくなるようなカーブにしてみました。 次に「コントロール」の設定です。 数は40、持続時間は30フレームにしました。 パーティクルが飛んでいく力と向きを表す「ベロシティ」は0.03にして、向きは上向きになるように90°に設定、向きが少しブレるように角度の変化を20°にしました。 少し再生すると、赤とオレンジの粒子が上に飛んでいく感じになりました。 炎の真ん中を少し白くしたいので、パーティクルを複製して合成します。 pEmitterをコピー&ペーストして複製し、pMergeでつなぎます。 複製した方のpEmitterを選択し、スタイル→Color Over Life Controlsを操作して、ずっと白にします。 コントロールの方は、ベロシティをさらに弱くして、 角度の変化を360°にします。こうすると全ての方向にパーティクルが飛んでいくことになるので、結果的にどこにも飛んで行かず丸い感じになります。 さらに領域→サイズを狭めて、0.06にします。 これで、なんとなく炎っぽくなってきました。 3)見た目を炎に近づける では、徐々に見た目が炎っぽくなるようにしていきましょう。 まず、ワープ→ディスプレイスと、 ジェネレーター→ファストノイズを pRenderの後に追加します。 ファイストノイズは少しディテールとコントラストをあげて、 ディスプレイスで屈折の強度を上げます。 するとなんとなく炎の形が変わります。 今回はこのくらいの値にしてみました。 次に、ブラー→方向ブラーで縦方向にボカします。 だいぶ、炎っぽくなってきました。 次に、ワープ→ベクトルディストーションを追加します。 パーティクルのつぶつぶがぼやけて、炎が光っているようになってきました。 さらにうねりを加えましょう。 OpenFX→ResolveFX ワープ→うねり を追加します。 強く掛けると効きすぎちゃうので、軽く揺らぐ程度にかけます。 さらにワープ→渦もかけてみましょう。 これも強くすると炎とかけ離れてくるので、軽くかけます。 最後に、カラー→カラーコレクターで色味を少し派手にしたら完成です! 少しうねりをもった、なかなか かっこいい炎ができました! 魔法使いと合成すると、炎の魔法を出しているようにもできますね。 これで完成です! (魔法使いと合成前の)最終的なノードはこんな感じです。 すごく長くなっちゃったのですが、 炎の形になるようにパーティクルを出す →縦方向にぼかして、光らせる →炎らしくなるように、うねりや渦で形を整える →さらに色味を整える という流れでやれば様々な大きさ、色、形の炎が作れると思います。 ぜひ試してみてください!  

Lesson 20 桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 20 桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法 春なので、桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法をご紹介します。 前回に引き続きパーティクルエフェクトを使っていくのですが、3Dのエフェクトなので若干ノードが複雑になってきています。 前回の「星型パーティクル」を作ってからこちらに取り組んでもらう方が良いと思います。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 さらに、「pRender1」を選択した状態で、真ん中の段の右の方にあるカメラ3Dを押します。 さらに続けて、一番右にある「レンダラー3D」を押します。 すると、今ノードたちはこんな感じになっていると思います。 今回は花びらを3D的に回転させたいがために3D用のノードを入れていて、これが基本設定ということになります。 3)パーティクルとカメラを確認 今、一体どういう状態になっているのかを、まずは確認しましょう。 「Renderer3D1」と「MediaOut1」をつなぎ、 「Merge3D1」の左側の穴をクリックして白くします。 すると、左側のモニターに現在の状態が、右側のモニターには最終的な映像の状態が表示されます。 左側のモニターを拡大して見ると、水色の四角がありますが、これがカメラです。 周りにある点々は発生したパーティクルです。 初期の状態では、カメラがパーティクルの発生源にいることになっているので、カメラからパーティクルがほとんど映せてないという状況な訳です。 つまり、カメラの位置をもう少し手前に移動させればパーティクルが映せるはずです。 ただ、パーティクルが点々の状態だと、とても分かりにくいので、先にパーティクルを桜の花びらに変更したいと思います。 4)桜の花びらのパーティクルを設定する イラストACのこちらの素材がとてもかわいいので、これを使わせていただくことにします。 https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=2389946&word=マーブル模様の桜の花びら素材セット ダウンロードしてきた素材(2389946.png)をノードエディターにドラッグします。 すると、「MediaIn1」という名前のノードで表示されます。 左側の穴を白くして左側のモニターに写しておきます。 左下にある花びらだけにしたいので、MediaIn1を選択した状態で、円形のマスクで切り抜きます。 さらに、MediaIn1を選択した状態で、変形を押します。 一旦「Transform1」の右側の穴を白くしておきます。 「Transform1」を選択した状態で、コントロール→変形のところで センター X 0.87 Y 0.85 ピボット X 0.13 Y 0.19 に設定して、花びらがだいたい画面の真ん中にくるようにしておきます。 ピボットは回転の中心にあたる点を設定するもので、こちらも花びらの真ん中あたりにしておきます。 これで花びらの素材は整いました。 次に、これをパーティクルとして設定していきます。 pEmitter1を選択し、スタイルをBitmapに変更します。 Bitmapに変更することで、画像をパーティクルとして設定できるようになります。 先ほど作った花びらの素材の、Transform1からpEmitter1につなぎます。 すると、桜の花びらがパーティクルの画像として入力されて、 モニターに桜の花びらが現れました。 こちらはMerge3D1の左側の穴を白くした時の左側モニターです。 次に、パーティクルの設定を変えていきましょう。 pEmitter1を選択した状態で、以下のように設定します。 ■ コントロール  エミッター   数 4.0   持続時間 90.0  ベロシティ   ベロシティ 0.03   ベロシティの変化 0.01   角度 240.0(180度で下向き、270度で左向きなので、240度は左下向きくらいです)   角度の変化 20.0(つまり、260度から220度の間の向き)  回転   回転モード 進行と同じ向き   常にカメラに向ける チェックを外す  スピン   Xの変化[3D] 30.0   Yの変化[3D] 30.0   Zの変化[3D] 30.0 ■ 領域 All ■ スタイル  Size Controls   Size 0.1   Size Variance 0.02  Fade Controls   In 0.05 Out 0.95 これで再生してみると、少しカメラの前を横切る桜の花びらがあるかな、という感じになっていると思います。 これは、カメラのレンズの位置が、パーティクルの発生する平面と同じところにあるからなので、カメラを後ろに引いてやれば、もっと桜の花びらが映せるようになります。 5)カメラを設定する ということで、Camera3D1を選択した状態で、 コントロール  焦点距離(mm) 35.0 変形  並行移動 Z 1.3 に設定します。 […]

Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法 今回はパーティクルエフェクトを使って、星型のパーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法をご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 とりあえず、 「pEmitter1」→「pRender1」→「MediaOut1」の順につなぎます。 「pエミッター」だけとか、「pレンダー」だけではパーティクルは出てきませんので、これが基本です。 この状態で再生してみると、画面真ん中の丸い領域に、小さいつぶつぶが沢山登場していくという映像になっていると思います。 これがパーティクルで、確かに発生しているのですが、これだと何だか地味なので、カスタマイズしていきます。 3)pエミッターをカスタマイズする 「pEmitter1」を選択した状態で、右側にある ツール→pEmitter1→領域→Allに変更します。 すると、画面真ん中の丸い領域にいたつぶつぶが画面全体に散らばります。 ここでいう「領域」はパーティクルが発生する「領域」で、元々のSphere(球)からAllにしたことで、画面全体からパーティクルが発生することになります。 次に、パーティクルの形を変更します。 「領域」の隣にある「スタイル」を押します。 スタイル→Pointになっているところを、 スタイル→NGonに変更、 NGon Typeは左から4つ目のボヤけた多角形にします。 あと、 Size ControlsのSizeを4.0にします。 すると、元々小さい粒々だったものが、4つ角のある星型に変化しました。 このまま再生すると、星はその場でとどまりながら、増えて画面を覆っていく感じになっています。 今回は星が上昇するように作りたいので次はコントロールで星を動かしていきます。 スタイルの2個左側にあるコントロールの設定で、 エミッター  数 4.0  持続時間 60.0 ベロシティ  ベロシティ 0.1  ベロシティの変化 0.1  角度 90.0 スピン  Z 100.0 に設定します。 これで再生して見ると、星型が現れて、上昇していき、2秒(60フレーム)経ったところで消えるという設定にできました。 今は突然現れて消えているので、フェードインで現れてフェードアウトして消えるようにしましょう。 もう一度、スタイルの方に行き、 Fade Controlsのところで、 Fade In 0.05 Fade Out 0.95 に設定します。これでフェードイン・アウトするようになりました。 さらに、星は薄い黄色にしたいので、 Color Controlsのところで、薄い黄色にしておきましょう。 これで再生してみると、黄色い星が上昇していくようになりました。 4)背景と合成する では次に、パーティクルの背景にグラデーションを足して合成しましょう。 「pRender1」を選択した状態で、「背景」のボタンを押します。 すると、Mergeと、Backgroundのノードが登場してこんな感じになっていると思います。 ただ、これだと「pRender1」が黄色の矢印、つまり(背景側)につながっているので、矢印をつなぎなおします。 「pRender1」を緑色の矢印(前景側)で、 「Background1」を黄色の矢印(背景側)でつなぐように修正してください。 これで、黒い背景に黄色い星が登場していると思います。 では、背景をグラデーションに変えていきましょう。 「Background1」を選択した状態で、 カラー→種類→グラデーションにして、以下のように設定します。 グラデーションの色の設定は、始まり側が 赤 0.0 緑 0.0 青 0.48 アルファ 1.0 終わり側が 赤 0.0 緑 0.0 青 0.05 アルファ 1.0 にしてあります。 これで完成です! 星の形や色を変えたり、背景を変えることで様々なキラキラ背景を作ることができるので、お好みでカスタマイズしてみてください。  

Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法 今回はパーティクルエフェクトを使って、抽象的でミステリアスに光る背景を作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 とりあえず、 「pEmitter1」→「pRender1」→「MediaOut1」の順につなぎます。 「pエミッター」だけとか、「pレンダー」だけではパーティクルは出てきませんので、これが基本です。 この状態で再生してみると、画面真ん中の丸い領域に、小さいつぶつぶが沢山登場していくという映像になっていると思います。 これがパーティクルで、確かに発生しているのですが、これだと何だか地味なので、カスタマイズしていきます。 3)pエミッターをカスタマイズする 「pEmitter1」を選択した状態で、右側にある ツール→pEmitter1→領域→Allに変更します。 すると、画面真ん中の丸い領域にいたつぶつぶが画面全体に散らばります。 ここでいう「領域」はパーティクルが発生する「領域」で、元々のSphere(球)からAllにしたことで、画面全体からパーティクルが発生することになります。 次に、パーティクルの形を変更します。 「領域」の隣にある「スタイル」を押します。 スタイル→Pointになっているところを、 スタイル→Blobに変更します。 すると、元々小さい粒々だったものが、ぼやけた白い丸に変化しました。 画面いっぱいにぼやけた白い丸が散らばっていますね。 再生すると、「ぼやけた白い丸」が登場して、しばらくすると消えていくというアニメーションになっています。 今回は、もっと「大きなぼやけた丸」にして、「数は少なく」したいと思います。 ということで、先に数を少なくするために「コントロール」の方を調整します。 「コントロール」を押してから、数値を以下のように調整します。 エミッター  数 0.1  持続時間 150 ベロシティ  ベロシティ 0.05  ベロシティの変化 0.05  角度の変化 360 エミッターの数を0.1にしたことで、パーティクルの数が減りました。 また、持続時間を150フレームにしたことで、1つのパーティクルが5秒間生きているという設定になりました。 ベロシティはパーティクルが発生した後に移動する強さを表しています。ベロシティ 0の時は移動しなかったのですが、0.05に設定したことで少し動くようになりました。 また、角度の変化 360としたことで、全ての方向のうちのどこかに移動するという設定になっています。 パーティクルの数を少なくできたので、再び「スタイル」の方に戻ります。 「スタイル」の中の、Size Controlsを開き、 以下のように設定します。 Size Controls  Size 30.0  Size Variance 0.5  Size to Velocity 0.1  Size Over Life 真ん中で上がる三角の形 Fade Controls  Fade In 0.05, Out 0.95 Sizeを大きくしたことで、ぼやけた丸が大きくなりました。 また、Size Variance 0.5としたことで、大きさにばらつきが出るようにしました。 Size to Velocity 0.1は、サイズによってベロシティが変わる設定ですが、これもなんとなくばらつきが出るための設定です。 Size Over Life は、パーティクルが生まれてから消えるまでの生存時間において、サイズが変化するという設定です。真ん中の大きい三角にしたので、生まれてからしばらくは大きくなり、途中から小さくなるという設定になっています。 Fade Controlsは、フェードインして、フェードアウトするという設定です。 これでパーティクルの設定は整いました! 4)背景と合成する では次に、パーティクルの背景にグラデーションを足して合成しましょう。 「pRender1」を選択した状態で、「背景」のボタンを押します。 すると、Mergeと、Backgroundのノードが登場してこんな感じになっていると思います。 ただ、これだと「pRender1」が黄色の矢印、つまり(背景側)につながっているので、矢印をつなぎなおします。 「pRender1」を緑色の矢印(前景側)で、 「Background1」を黄色の矢印(背景側)でつなぐように修正してください。 これで、黒い背景にぼんやりとした大きい白丸が登場していると思います。 では、背景をグラデーションに変えていきましょう。 「Background1」を選択した状態で、 カラー→種類→四隅にして、以下のように設定します。 最後に「Merge1」を選択した状態で、 適用モード→オーバーレイに設定します。 […]