Lesson 38 写真をレトロポップな印象にするハーフトーンエフェクトを使う方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 38 写真をレトロポップな印象にするハーフトーンエフェクトを使う方法 今回は画像や文字をドットで描いたような雰囲気に変える「ハーフトーン」エフェクトについてご紹介します。 Photoshopにはフィルターギャラリーの中に「ハーフトーンパターン」として標準で搭載されているので、簡単に加工することができるのですが、DaVinci Resolveのエフェクトの中には「ハーフトーン」がありません。なので、今回はいくつかのエフェクトを組み合わせて「ハーフトーン」を作っていきます。   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)ハーフトーン部分を作る まずは「ハーフトーン」らしい部分であるドットの集合体を作りましょう。 エフェクト→Fusionコンポジションを選択し、 ビデオ1に配置します。 右クリックして「Fusionページを開く」を押します。 空のノードエディターの部分に、背景ボタンを押してBackgroundを配置します。 左側の丸を押して白くし、左側モニターに映しておきましょう。 Backgroundを選択した状態で、インスペクタ側で、 種類→グラデーション グラデーションの種類→Radial 開始X 0.5 Y 0.5 終了X 1.0 Y 1.0 に設定します。グラデーションの色は黒から白のままです。 さらに、イメージのタブを開き、 自動解像度のチェック→外す 幅 → 1080 と変更して、グラデーションを正方形にします。 すると、モニターはこんな感じになっていると思います。 白背景に、ぼんやりとした黒が広がっている感じですね。 次に、Tools→変形から、「変形」と「クロップ」をドラッグしてノードエディターに配置します。 Background → Transform → Crop となるようにつないでください。 ここで、Transformを選択し、インスペクタ側で、 サイズ→0.02 角度→15 エッジ→ミラー にします。 これで、先ほどの正方形のグラデーションを小さくして画面いっぱいに配置できました。 次につないでおいた「クロップ」は、画像の画角サイズを16:9に戻す役割をしています。 最初から1920×1080になっていると思いますが、もし違っていたら1920×1080になるようにしてください。 3)画像と合成する では、ハーフトーン部分ができたので、何か画像と合成してみましょう。 ビンテージ感のあるエフェクトなので、こちらの味のある車の写真を使ってみます。 UnsplashのWolf Schramが撮影した写真 こちらの画像データをノードエディターにドラッグします。 少し縦が短いので、こちらにもクロップを追加して、サイズを1920×1080に合わせておきましょう。 「センターに維持」をチェックしておくと、自動的に真ん中に寄せてくれるので便利です。 ハーフトーン部分と車の写真を合成するために、 Tools→Miscellaneous→カスタムツールをノードエディターにドラッグします。 ハーフトーン素材の方を緑色の矢印側に、 車の写真素材の方を、黄色の矢印側につなぎます。 カスタムツールからMediaOutにもつないでおきましょう。 CustomToolを選択した状態で、 チャンネルのタブを開き、 赤のところに if(c1+c2>1, 1, 0) と打ち込みます。 これは「ハーフトーン素材と写真素材の赤チャンネルの値を足した場合に、1より大きければ1に、そうでなければ0にする」という指示になっていて、結果的にハーフトーン素材に似た模様が現れるようになっています。写真の青っぽいところや、黄色っぽいところに模様が現れていないのが面白いですね。 同様に緑と青のチャンネルにも if(c1+c2>1, 1, 0) と打ち込みます。 これでハーフトーン加工の完成です! Transformのサイズや角度を調整すると、ドットの大きさを自由に変えられます。 写真を動画に変えても同じようにハーフトーン加工できるのでいろいろ試してみてください。  

Lesson 34 サッカー中継のような3Dテキストのトランジションを作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 34 サッカー中継のような3Dテキストのトランジションを作る方法 サッカーワールドカップの中継映像を観ていて、画面が切り替わる時にあのロゴがかっこよく出てくるのを何度も見ていたら作りたくなったので、DaVinci Resolveで似た感じのものを作ってみました。 こんな感じです。 今回はこれを作ってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)テキスト3Dとグラデーションの設定 今回は3Dテキストを使用したいので、Fusionで作り込んでいきます。 エフェクト→Fusionコンポジションを選択し、ビデオ1に配置します。 右クリックして、「Fusionページで開く」を押して開きます。 Tools→3Dの中から、テキスト3Dを選択し、ノードエディターにドラッグして配置します。 Text3Dを選択し、右側のインスペクタで「LOGO」と打ち込みます。 FontはOpen Sans Boldにしました。 トラッキングを少し縮めておきます。0.96にしました。 ロゴはゴールドにしたいので、グラデーションを持ってきましょう。 コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用グラデーションのページに行き、お好きなグラデーションを選んで「コピーする」を押します。さらにノードエディターで⌘+Vで貼り付けます。(ここでは、ゴールド5を使います。) 単純にゴールドのグラデーションをテキスト3Dにつなげようとしても、うまくつながりませんが、一手間かけることでこのグラデーションをテキスト3Dに適用することができるようになります。 まず、グラデーションのノードを選択した状態で、グラデーションバーの右側にある◆を右クリックして「パブリッシュ」を押します。 こうすることで、グラデーションの情報を他のノードで使えるようになります。 ということで、Text3Dのノードを選択して、 シェード→マテリアル→タイプ→イメージに変更します。 そして、その下に登場したカラーイメージの右側の四角を右クリックして、 今度は接続→GradientBG→出力を押します。 なかなかややこしい手順ですが、これでゴールドのグラデーションがテキスト3Dに適用されたと思います。 次に、テキストを押し出して、立体化させます。 Text3Dを選択した状態で、テキスト→押し出しから 押し出しの奥行き→0.08 ベベルの奥行き→0.01 ベベルの幅→0.01 に設定します。 少し立体感が出てきました。 3)カメラとライトの設定 次にカメラとライトを配置します。 Text3Dを選択した状態で、カメラ、ライト、レンダラー3Dを続けてクリックします。 レンダラー3Dはメディアアウトにつないでおきましょう。 すると、ノードエディターはこうなります。 MediaOutにつないだのに、何も写っていないのはカメラが変な位置にあるからです。 ということで、カメラの位置を調整しましょう。 Camera3Dを選択し、変形→並行移動→Zの値を大きくしていくと文字が現れてきます。 Z 3.5、 Y 0.2あたりがちょうど良さそうです。 次にライトの位置を調整したいのですが、先にライトを有効にしておかないといけません。 ライトを有効にする設定はRenderer3Dにあるので、Renderer3Dノードを選択し、コントロール→ライティングのところで、ライティングを有効化してください。 そして、Spotlightを選択し、変形→並行移動→Zの値を大きくしていくと、文字に光が入っていきます。 Y 0.2 Z 2.8 くらいにしました。 若干文字の真ん中にあかりが当たりすぎていて、白飛びしている感があるので、少しライトを和らげましょう。 コントロールの減衰の種類→リニアに変更し、減衰のレートを0.48に設定します。 これで真ん中のディティールが戻りました。 4)カメラにキーフレームを打ってロゴを動かす ではロゴを動かしていきましょう。 ロゴのサイズや位置にキーフレームを打って動かしてもいいのですが、ライトが当たらなくなっちゃうので、今回はカメラを動かして動きを付けてみます。 まず、タイムラインのカーソルを8フレームに合わせ、 Camera3Dの並行移動→Zの横にある◆を押してキーフレームを打ちます。 Zは3.5です。 ※キーフレームの基本については、Lesson 04 動画の中で静止画を動かす方法をご覧ください。 カーソルを0フレームに戻してから、 並行移動→Zの値を大きくしていき、ロゴが小さく見えるようにします。 ここでは、Zを20にしました。 これで、0フレームから8フレームにかけて、 ロゴが大きくなって見えるようになりました。 続いて、30フレームにカーソルを持っていき、 Zを少し小さくします。 ここでは Z 3.1にしました。 すると、8フレームから30フレームにかけて ロゴが徐々に大きく見えるという動きになります。 最後に、36フレームあたりで、 Zを0.25にします。 ロゴで画面が隠れるくらいが良いです。 これで、十分いい感じなのですが、最後に少しロゴ側も回転させてみましょう。 カーソルを30フレームに合わせ、 Text3Dを選択した状態で、 変形→回転→Yを3にして、◆を押してキーフレームを打ちます。 カーソルを8フレームに戻して、 変形→回転→Yを-15にします。 さらに、カーソルを0フレームに戻して、 変形→回転→Yを-150にします。 これで、回転しながらロゴが大きくなって、最後は大きくなって画面いっぱいになるというCGを作ることができました! 回転させることで、ライトの当たり具合が少し変わって立体感が増してきます。 4)素材を合わせてトランジションにする ここでエディットページに戻ります。 今作ったロゴのアニメーションをビデオ2に配置し、 映像を切り替えたいポイントに乗せます。 ロゴアニメーションの最後の「ロゴが画面いっぱいになったところ」でカットします。 つまり、画面がロゴでいっぱいになった隙に、ビデオ1は次の映像に切り替わるように仕掛けます。 これで、ロゴアニメーションによるトランジションは完成です!  

Lesson 33 グランジ加工でかすれた感じの文字を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 33 グランジ加工でかすれた感じの文字を作る方法 ロックでワイルドな印象で、かっこいい系のテキストによく使われるグランジ加工をやってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)グランジ素材を用意する 今回はイラストACで「グランジ素材」と検索して、 以下の素材をPNGでダウンロードしてきました。(※JPEGだと作り方が変わっちゃうので、PNGでダウンロードしてください。) https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1382748&word=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8 こちらを使って作っていきます。   まず、エフェクト→Fusionコンポジションを選択し、 ビデオ1にドラッグします。 タイムラインのFusionコンポジションを右クリックして、 「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、テキストをドラッグして、ノードエディターに配置します。 一旦MediaOutにつないでおきましょう。 右にあるインスペクタ側で、「グランジ」と文字を打ち込みます。 フォントはヒラギノ角ゴシック W8、 文字色は白、サイズは大きく0.29、トラッキングは少し小さく0.93にしました。 グランジ加工には、太めのゴシック体が良く合います。 次に、ここに先ほどダウンロードしてきたグランジ素材をドラッグして配置します。 試しに、Text1の青い三角(マスク用の入力)につないでみましょう。 すると、モニターはこんな感じになります。 以前、「テクスチャ入りの文字を作るという回」で説明したのと構成は似ているのですが、グランジの素材が「透明な背景に黒いノイズの点々」という素材なので、この透明でない「黒いノイズの点々」のある部分がマスクで生かされて、「白いノイズのある点々」として表示されているという状態になっています。 つまり、文字の色を黒にすると、「黒いノイズのある点々」になるはずです。 ということで、Text1を選択して、文字の色を黒にしてみましょう。 すると、モニターは「黒いノイズのある点々」に変わりました。 この後の作戦としては、この「黒いノイズのある点々」のピッタリ真下に、同じ白い文字を配置することで、「白い文字の中に黒いノイズのある点々」=>つまりグランジ加工ができるはずです。 3)グランジ文字と、白い文字を合成する では、まずText1を選択して、⌘+Cでコピーして、⌘+Vでペーストします。 新しい方のテキスト Text1_1を選択し、文字の色を白にしておきます。 次に、マージをドラッグしてノードエディターに配置し、 Text1(黒い点々の方)を緑色(上側レイヤー)に、 Text1_1(白い文字の方)を黄色(下側レイヤー)につなぎます。 これで、グランジ加工された文字を合成することができました。 4)グランジの位置を調整する 今回はたまたまこれで素敵なグランジですが、文字によってはイマイチだと思うかもしれません。 そういう場合は、グランジ素材の位置をずらしたり、拡大縮小することで改善できるかもしれません。 ということで、トランスフォームを「グランジ素材」とText1の間に入れます。 Transform1を選択し、サイズ、角度、位置などを調整します。 今回は、サイズを0.6、角度を-5にするといい感じになりました。 5)テロップに動きをつける せっかくなので、テロップに動きを付けましょう。 Mergeの後にもう一つトランスフォームをいれて、ここにキーフレームを打っていきます。 Transform2を選択した状態で、 6フレーム目にカーソルを合わせてから、 サイズの◆を押して、キーフレームを打ちます。 角度を少し付けたいので、角度は6にしておきます。(こちらはキーフレームを打っていません) カーソルを0フレーム目に合わせて、 サイズをとても大きくします。ここでは6にしました。 さらに、90フレーム目にカーソルを合わせて、 サイズを1.1にします。 これで、とても大きい文字→飛び込んできて決まる→さらに徐々に大きくなる という定番の飛び込みエフェクトを付けられました。 さらに、Transform2の設定のタブで、 モーションブラーにチェックを入れます。 これで、0フレーム〜6フレームの、スピードを出して飛び込んでくるところにモーションブラーがかかるようになり、さらにスピード感が出てきます。 今回はこれで完成です! 文字色は白、グランジの色は黒にしましたが、これらは何色にでも変えられます。 ピンク文字に黄色グランジとか。こんな感じの映画ロゴ、昔ありましたよね?  

Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法 After Effectsのパーティクルで炎を作る方法はいろいろと知られていますので、今回はそれを真似してDaVinci Resolveで炎を出してみたいと思います。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)パーティクルを発生させる エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 まずはパーティクルを発生させます。 Tools→パーティクルのところから、 pエミッターと、pレンダーをノードエディターにドラッグして、 とりあえずMediaOutにつなぎます。 これで少し再生すると、右側モニターに白いつぶつぶが沢山現れてきます。 ではパーティクルを炎っぽい色味に変えていきましょう。 pEmitterを選択した状態で、インスペクタ側で、 まずは「スタイル」の設定です。 Style→Blob にした上で、以下のような設定にします。 Color Over Life Controlsというのが パーティクルが生まれて、消えるまでの間の色の変化を表しています。 赤で生まれて、途中オレンジ色になり、最後また赤く消えていくようにしてあります。 また、Size Over Lifeのグラフも、中ぐらいで生まれ、途中大きくなって、最後には小さくなるようなカーブにしてみました。 次に「コントロール」の設定です。 数は40、持続時間は30フレームにしました。 パーティクルが飛んでいく力と向きを表す「ベロシティ」は0.03にして、向きは上向きになるように90°に設定、向きが少しブレるように角度の変化を20°にしました。 少し再生すると、赤とオレンジの粒子が上に飛んでいく感じになりました。 炎の真ん中を少し白くしたいので、パーティクルを複製して合成します。 pEmitterをコピー&ペーストして複製し、pMergeでつなぎます。 複製した方のpEmitterを選択し、スタイル→Color Over Life Controlsを操作して、ずっと白にします。 コントロールの方は、ベロシティをさらに弱くして、 角度の変化を360°にします。こうすると全ての方向にパーティクルが飛んでいくことになるので、結果的にどこにも飛んで行かず丸い感じになります。 さらに領域→サイズを狭めて、0.06にします。 これで、なんとなく炎っぽくなってきました。 3)見た目を炎に近づける では、徐々に見た目が炎っぽくなるようにしていきましょう。 まず、ワープ→ディスプレイスと、 ジェネレーター→ファストノイズを pRenderの後に追加します。 ファイストノイズは少しディテールとコントラストをあげて、 ディスプレイスで屈折の強度を上げます。 するとなんとなく炎の形が変わります。 今回はこのくらいの値にしてみました。 次に、ブラー→方向ブラーで縦方向にボカします。 だいぶ、炎っぽくなってきました。 次に、ワープ→ベクトルディストーションを追加します。 パーティクルのつぶつぶがぼやけて、炎が光っているようになってきました。 さらにうねりを加えましょう。 OpenFX→ResolveFX ワープ→うねり を追加します。 強く掛けると効きすぎちゃうので、軽く揺らぐ程度にかけます。 さらにワープ→渦もかけてみましょう。 これも強くすると炎とかけ離れてくるので、軽くかけます。 最後に、カラー→カラーコレクターで色味を少し派手にしたら完成です! 少しうねりをもった、なかなか かっこいい炎ができました! 魔法使いと合成すると、炎の魔法を出しているようにもできますね。 これで完成です! (魔法使いと合成前の)最終的なノードはこんな感じです。 すごく長くなっちゃったのですが、 炎の形になるようにパーティクルを出す →縦方向にぼかして、光らせる →炎らしくなるように、うねりや渦で形を整える →さらに色味を整える という流れでやれば様々な大きさ、色、形の炎が作れると思います。 ぜひ試してみてください!  

Lesson 27 マーカーペンでなぞった軌跡に沿って文字を表示させる方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 27 マーカーペンでなぞった軌跡に沿って文字を表示させる方法 太いマーカーペンでなぞった部分だけ、その軌跡にそって文字や画像が表示されるというエフェクトを見たことがあるかもしれません。 今回はHappy Birthdayという文字を、マーカーペンの軌跡に沿って表示させてみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)仕組みを理解する どういう仕掛けになっているか説明します。 まず、黒い背景に、白いマーカーペンで軌跡を書きます。 これはFusionページで、背景レイヤーに、ペイントというノードをつなぐことで作れます。 これを「輝度マスク」として、以下のような画像に適用します。 白い部分が表示され、黒い部分が透明だと認識されるようになって、 結果的に、白い部分だけが表示されるようになります。 あとは、この白いマーカーペンに動きを付けてやることで、 マーカーペンの軌跡にそって、徐々に文字(画像)が表示されるアニメーションにできるというわけです。 この「白いところは輝度が100%→表示される(不透明)」 「黒いところは輝度が0%→表示されない(透明)」という考え方はIllustratorの不透明マスク、Photoshopのレイヤーマスク、After Effectsのルミナンスキーマットなど、ほかの合成ソフトでも共通しているので覚えておくと便利です。 ちなみに50%グレーの場合は、50%透明で表示されます。グレーの度合いで表示される割合が決まるというのも、輝度のマスクの面白いところです。 3)白いマーカーペンで軌跡を描く まずは、素材を用意しましょう。 イラストACから、以下の2つのPNG画像をダウンロードしてきます。 JPEGだと透明部分が付いてこなくて厄介なことになるので、PNGをダウンロードしてください。 誕生日パーティー素材セット かわいいロウソクのバースデーフレーム テキストを表示するところを先に作っていきます。 最終的に、ビデオ1に白い背景、ビデオ2にはロウソクのフレームを配置したいので、テキストにあたる「誕生日パーティー素材セット」はビデオ3にに配置します。 配置したクリップを右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページのノードエディターを見ると、MediaInとMediaOutだけになっていると思います。 次に、背景とペイントをノードエディターにドラッグしてきて、Background→Paintの順につなぎます。 これで、黒い背景にペイントできるようになりました。 Paintを選択した状態で、モニターの上の方を見ると色々とツールが表示されるのですが、今回はPolylineStrokeを使います。 PolylineStrokeを押してから、左側モニターをクリックしていくと、こういう折れ線を描くことができます。 適当な白い折れ線が描けたところで、一旦MediaInにつないでみましょう。 このままだとまだ右側モニターには変化がありません。 ここで、MediaInを選択した状態で、右側のインスペクタ側で 設定→設定→チャンネル→輝度 に変更します。 この設定で「白いところは表示(不透明)、黒いところは非表示(透明)」という意味になり、先ほどペイントで描いた白い部分だけが、表示されるようになりました。 ただ、このままだと、変なところが表示されていて、うまく行ってないですね。 ちゃんとHappy Birthdayの文字だけ表示されるように調整し直しましょう。 一度、PaintとMediaInの接続を切り、 MediaInの左側の丸を白くし、 Paintノードを選択してください。 そうすると、左側モニターには画像全体が表示されつつ、 ペイントの軌跡も表示されるという便利な状態になります。この状態でPolylineStrokeで軌跡を描いていきましょう。 元々試しに書いていたPolylineStrokeは矢印ツールで囲んでDeleteすると消すことができるので、一旦消してから始めます。 ※めんどくさい場合は、Paintノードをもう一度出してつなぎ直しても良いです。 PolylineStrokeを押してから、文字をなぞるように、ギザギザと軌跡を描いていきます。 一旦MediaInにつないで確認してみましょう。 文字の部分が表示されていますが、線が細いために、まだうまく全体の文字が抜けていないようです。 ということで、Paintノードを選択した状態で、インスペクタ側で、 ブラシコントロール   サイズ 0.07   ソフトネス 0.3 に設定します。 かなり文字は見えるようになりましたが、逆にその他の装飾も少し表示されてしまっています。 このままだと、ゴミみたいに見えるので、ペイントの方の「点」を微調整して、ゴミが見えないように調整します。 これで、綺麗にマスクが切れたので、最後にこのペイントの軌跡をアニメーションさせます。 タイムラインのカーソルを30フレームのところに持っていきます。 タイムラインフレームレートを元々29.97で設定しているので、だいたい1秒のところという意味ですね。 次に、Paintノードを選択した状態で、 ストロークコントロール→端から表示 の右側の◆をクリックして赤くします。 タイムラインのカーソルを0秒に持って行った後に、 ストロークコントロール→端から表示 のスライダーを一番左に動かします。 これで再生してみると、ペイントで書いた白い線の軌跡にそって、Happy Birthdayの文字が表示されるアニメーションがついていると思います。 4)背景を整える では最後に、背景を整えていきましょう。 エディットページに戻り、 エフェクト→ジェネレーター→単色をビデオ1にドラッグします。 ビデオ1の単色を選択した状態で、 インスペクタ→ジェネレーター→カラーを選択し、白にします。 次に、ダウンロードしておいた「ロウソクの画像」をビデオ2にドラッグします。 すると、ちょっと背景に対して、文字が小さい感じがするので、調整しましょう。 ビデオ3のHappy Birthdayの画像を選択した状態で、 インスペクタ→変形   ズーム 1.5   位置 X 0, Y 142 に修正して、Happy Birthdayの文字の大きさを整えます。 これで完成です! 同じ手法で、英語の筆記体の文字をザックリなぞって出すこともできますので、ぜひ使ってみてください。 ※厳密にやろうとすると結構大変なのですが・・・、ザックリならいけます!  

Lesson 25 検索窓に文字をタイプライター風に打ち込む方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 25 検索窓に文字をタイプライター風に打ち込む方法 時々クライアントから「最後の情報部分に検索窓を入れて欲しい」と言われることがあります。 角丸の四角と文字で構成することもありますが、今回は虫メガネマークを使って作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionで検索窓を作る 検索窓は、横長で角丸の長方形と、虫メガネマークで作れそうです。 まずは、横長で角丸の長方形を作りましょう。 エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 まず、エフェクトのツールから、 Tools→シェイプ→s四角形を押します。 すると、ノードエディター側に、sRectangleというノードが現れます。 シェイプの一覧には似た様な感じで「sなんとか」というものが沢山ありますが、これは「シェイプだよ」という意味です。 そして、シェイプ系のノードは、必ず「sレンダー」と一緒に使わないと次に進めないルールになっていますので、sRectangleを押した状態で、「sレンダー」を押してつなぎます。 さらに、MediaOutにつないでおきましょう。 sRenderの左側の丸を白くしておくと、左側モニターはこんな感じで、透明の背景に大きい白い四角が表示されていると思います。 では、このシェイプを変形していきましょう。 sRectangleを選択した状態で、右上のインスペクタに行き、 ソリッド チェックを入れる オフセット(Y) -0.2 幅 0.5 高さ 0.05 角の丸み 1.0 に、設定します。 すると、モニターはこんな感じの「アイスの棒」みたいな角丸の四角になったと思います。 今回は角の丸みを1.0にしたので完全に「アイスの棒」ですが、ほどほどに角丸にすることもできるので、お好みで調整してください。 これで検索窓の枠ができました。 2)虫メガネマークを検索窓に乗せる 次に虫メガネマークを検索窓に乗せていきます。 「コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用マスク」のページに行き、 検索1をコピーします。 ノードエディターの何もないところにCommand+V(WindowsではCtrl+V)して貼り付けます。 すると、Search1というノードが登場したと思います。 背景ボタンを押し、Backgroundノードを登場させ、Search1→Backgroundの順でつなぎます。 元々背景ノードは黒い平面です。「黒い平面」を「虫メガネの形」で切り抜いたので、黒い虫眼鏡になっていると思います。 では、これをうまく検索窓に合成していきましょう。 虫メガネの大きさをちょうど良くするために、Backgroundを押した状態で変形ツールを押し、さらにMergeでつなぎます。 Mergeでつなぐときに、虫メガネが上、検索窓が下にくるように、 虫メガネ側(つまりTransform)は緑の矢印に、 検索窓側(つまりsRender)は黄色の矢印につなぐようにしてください。緑上黄下。 今、MediaOutの右の丸を白くしておくと、右モニターにはこんな感じで表示されていると思います。 では、虫メガネを正しい位置に持っていきましょう。 Transformを選択した状態で、 インスペクタ側の設定を、 センター X 0.71 Y 0.14 サイズ 0.25 に設定します。 これで、うまく検索窓に黒い虫メガネを配置することができました。 3)検索してほしいテキストを入れる ここで、画面下にあるエディットボタンを押して、一度エディットページに戻りましょう。 エフェクトから タイトル→テキスト+を選択し、ビデオ2にドラッグします。 長さはFusionコンポジション(検索窓の画像)にそろえておきます。 タイムライン上で、テキスト+を選択した状態で、 インスペクタ側でテキストを打ち込んでいきます。 テキスト  テキスト 仕事で使える動画制作  フォント ヒラギノ角ゴProN W6  サイズ 0.0405 レイアウト  センター X 0.48 Y 0.148 に設定したところ、うまく検索窓にフィットしました。 視聴者に検索してもらいたい言葉はその都度違うと思うので、うまく入りきらない場合や、検索窓があまり過ぎちゃう場合は、Fusionに戻り、sRectangleの幅を調整して合わせるようにしてください。 4)テキストを一文字ずつ表示されるようにする 最後にタイプライターで打ったようにテキストを一文字ずつ表示させます。 タイムラインのカーソルを1秒ちょうどのところに合わせます。 タイムライン上のテキスト+を選択した状態で、 インスペクタ→テキストの設定の下の方にある 「端から表示」の右の◆をクリックして赤くします(キーフレームを打ちます)。 タイムラインのカーソルを0秒まで戻します。 「端から表示」の右側の丸を左にドラッグします。(もしくは、終点を0.0に設定します。) これで、1秒の尺で、文字がタイプライターで打ったみたいに一文字ずつ表示されるアニメーションをつけることができました。 今回はこれで完成です! タイプライターの打ち込むスピードは最後のキーフレームを打つところで調整できるので、気持ちの良いスピードを探ってみてください。  

Lesson 22 黄金色(ゴールド)に輝く文字を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 22 黄金色(ゴールド)に輝く文字を作る方法 リッチな印象や、ゴージャスな雰囲気を出したい時に黄金色(ゴールド)に輝くテロップを入れたくなることがあります。 Photoshopでゴールドの文字を作る方法はたくさん紹介されていますが、DaVinci Resolveの標準エフェクトだけで作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでグラデーションの文字を作る エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 画面中段にあるテキストのアイコンを押します。 ノードエディターにText1のノードが現れるので、これを選択した状態で、 インスペクタで、 テキスト GOLD フォント Trajan Pro 3      Bold サイズ 0.15 に設定します。 Trajan Pro 3は僕が好きでよく使うフォントだというだけで、太めのフォントであれば明朝形でもゴシック形でも合うと思います。ここはお好みで変更してみてください。 Text1の左側の穴を白くすると、左側モニターには白い文字でGOLDと表示されると思います。 次に、ゴールドなグラデーションを設定します。 以前 Lesson 12で、グラデーションを設定したように、細かく数値を打ち込んでいってもいいのですが、なかなか面倒くさいので、僕が作ったグラデーション平面をコピペしてください。 以下のボタンを押すとクリップボードに情報がコピーされるので、ノードエディター側でペーストしてください。 { Tools = ordered() { GOLD_Gradient = Background { CtrlWZoom = false, NameSet = true, Inputs = { GlobalOut = Input { Value = 449, }, Width = Input { Value = 1920, }, Height = Input { Value = 1080, }, UseFrameFormatSettings = Input { Value = 1, }, [“Gamut.SLogVersion”] = Input { Value = FuID { “SLog2” }, }, Type = Input { Value = FuID […]

Lesson 20 桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 20 桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法 春なので、桜の花びらが空に舞い散っていく背景を作る方法をご紹介します。 前回に引き続きパーティクルエフェクトを使っていくのですが、3Dのエフェクトなので若干ノードが複雑になってきています。 前回の「星型パーティクル」を作ってからこちらに取り組んでもらう方が良いと思います。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 さらに、「pRender1」を選択した状態で、真ん中の段の右の方にあるカメラ3Dを押します。 さらに続けて、一番右にある「レンダラー3D」を押します。 すると、今ノードたちはこんな感じになっていると思います。 今回は花びらを3D的に回転させたいがために3D用のノードを入れていて、これが基本設定ということになります。 3)パーティクルとカメラを確認 今、一体どういう状態になっているのかを、まずは確認しましょう。 「Renderer3D1」と「MediaOut1」をつなぎ、 「Merge3D1」の左側の穴をクリックして白くします。 すると、左側のモニターに現在の状態が、右側のモニターには最終的な映像の状態が表示されます。 左側のモニターを拡大して見ると、水色の四角がありますが、これがカメラです。 周りにある点々は発生したパーティクルです。 初期の状態では、カメラがパーティクルの発生源にいることになっているので、カメラからパーティクルがほとんど映せてないという状況な訳です。 つまり、カメラの位置をもう少し手前に移動させればパーティクルが映せるはずです。 ただ、パーティクルが点々の状態だと、とても分かりにくいので、先にパーティクルを桜の花びらに変更したいと思います。 4)桜の花びらのパーティクルを設定する イラストACのこちらの素材がとてもかわいいので、これを使わせていただくことにします。 https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=2389946&word=マーブル模様の桜の花びら素材セット ダウンロードしてきた素材(2389946.png)をノードエディターにドラッグします。 すると、「MediaIn1」という名前のノードで表示されます。 左側の穴を白くして左側のモニターに写しておきます。 左下にある花びらだけにしたいので、MediaIn1を選択した状態で、円形のマスクで切り抜きます。 さらに、MediaIn1を選択した状態で、変形を押します。 一旦「Transform1」の右側の穴を白くしておきます。 「Transform1」を選択した状態で、コントロール→変形のところで センター X 0.87 Y 0.85 ピボット X 0.13 Y 0.19 に設定して、花びらがだいたい画面の真ん中にくるようにしておきます。 ピボットは回転の中心にあたる点を設定するもので、こちらも花びらの真ん中あたりにしておきます。 これで花びらの素材は整いました。 次に、これをパーティクルとして設定していきます。 pEmitter1を選択し、スタイルをBitmapに変更します。 Bitmapに変更することで、画像をパーティクルとして設定できるようになります。 先ほど作った花びらの素材の、Transform1からpEmitter1につなぎます。 すると、桜の花びらがパーティクルの画像として入力されて、 モニターに桜の花びらが現れました。 こちらはMerge3D1の左側の穴を白くした時の左側モニターです。 次に、パーティクルの設定を変えていきましょう。 pEmitter1を選択した状態で、以下のように設定します。 ■ コントロール  エミッター   数 4.0   持続時間 90.0  ベロシティ   ベロシティ 0.03   ベロシティの変化 0.01   角度 240.0(180度で下向き、270度で左向きなので、240度は左下向きくらいです)   角度の変化 20.0(つまり、260度から220度の間の向き)  回転   回転モード 進行と同じ向き   常にカメラに向ける チェックを外す  スピン   Xの変化[3D] 30.0   Yの変化[3D] 30.0   Zの変化[3D] 30.0 ■ 領域 All ■ スタイル  Size Controls   Size 0.1   Size Variance 0.02  Fade Controls   In 0.05 Out 0.95 これで再生してみると、少しカメラの前を横切る桜の花びらがあるかな、という感じになっていると思います。 これは、カメラのレンズの位置が、パーティクルの発生する平面と同じところにあるからなので、カメラを後ろに引いてやれば、もっと桜の花びらが映せるようになります。 5)カメラを設定する ということで、Camera3D1を選択した状態で、 コントロール  焦点距離(mm) 35.0 変形  並行移動 Z 1.3 に設定します。 […]

Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法 今回はパーティクルエフェクトを使って、星型のパーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法をご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 とりあえず、 「pEmitter1」→「pRender1」→「MediaOut1」の順につなぎます。 「pエミッター」だけとか、「pレンダー」だけではパーティクルは出てきませんので、これが基本です。 この状態で再生してみると、画面真ん中の丸い領域に、小さいつぶつぶが沢山登場していくという映像になっていると思います。 これがパーティクルで、確かに発生しているのですが、これだと何だか地味なので、カスタマイズしていきます。 3)pエミッターをカスタマイズする 「pEmitter1」を選択した状態で、右側にある ツール→pEmitter1→領域→Allに変更します。 すると、画面真ん中の丸い領域にいたつぶつぶが画面全体に散らばります。 ここでいう「領域」はパーティクルが発生する「領域」で、元々のSphere(球)からAllにしたことで、画面全体からパーティクルが発生することになります。 次に、パーティクルの形を変更します。 「領域」の隣にある「スタイル」を押します。 スタイル→Pointになっているところを、 スタイル→NGonに変更、 NGon Typeは左から4つ目のボヤけた多角形にします。 あと、 Size ControlsのSizeを4.0にします。 すると、元々小さい粒々だったものが、4つ角のある星型に変化しました。 このまま再生すると、星はその場でとどまりながら、増えて画面を覆っていく感じになっています。 今回は星が上昇するように作りたいので次はコントロールで星を動かしていきます。 スタイルの2個左側にあるコントロールの設定で、 エミッター  数 4.0  持続時間 60.0 ベロシティ  ベロシティ 0.1  ベロシティの変化 0.1  角度 90.0 スピン  Z 100.0 に設定します。 これで再生して見ると、星型が現れて、上昇していき、2秒(60フレーム)経ったところで消えるという設定にできました。 今は突然現れて消えているので、フェードインで現れてフェードアウトして消えるようにしましょう。 もう一度、スタイルの方に行き、 Fade Controlsのところで、 Fade In 0.05 Fade Out 0.95 に設定します。これでフェードイン・アウトするようになりました。 さらに、星は薄い黄色にしたいので、 Color Controlsのところで、薄い黄色にしておきましょう。 これで再生してみると、黄色い星が上昇していくようになりました。 4)背景と合成する では次に、パーティクルの背景にグラデーションを足して合成しましょう。 「pRender1」を選択した状態で、「背景」のボタンを押します。 すると、Mergeと、Backgroundのノードが登場してこんな感じになっていると思います。 ただ、これだと「pRender1」が黄色の矢印、つまり(背景側)につながっているので、矢印をつなぎなおします。 「pRender1」を緑色の矢印(前景側)で、 「Background1」を黄色の矢印(背景側)でつなぐように修正してください。 これで、黒い背景に黄色い星が登場していると思います。 では、背景をグラデーションに変えていきましょう。 「Background1」を選択した状態で、 カラー→種類→グラデーションにして、以下のように設定します。 グラデーションの色の設定は、始まり側が 赤 0.0 緑 0.0 青 0.48 アルファ 1.0 終わり側が 赤 0.0 緑 0.0 青 0.05 アルファ 1.0 にしてあります。 これで完成です! 星の形や色を変えたり、背景を変えることで様々なキラキラ背景を作ることができるので、お好みでカスタマイズしてみてください。  

Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 18 抽象的でミステリアスに光る背景を作る方法 今回はパーティクルエフェクトを使って、抽象的でミステリアスに光る背景を作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでパーティクルを配置する エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 真ん中の再生ボタンの下くらいに、「つぶつぶがたくさん書かれたアイコン」が3つ並んでいます。 この中の、左側の「pエミッター」と右側の「pレンダー」をクリックします。 とりあえず、 「pEmitter1」→「pRender1」→「MediaOut1」の順につなぎます。 「pエミッター」だけとか、「pレンダー」だけではパーティクルは出てきませんので、これが基本です。 この状態で再生してみると、画面真ん中の丸い領域に、小さいつぶつぶが沢山登場していくという映像になっていると思います。 これがパーティクルで、確かに発生しているのですが、これだと何だか地味なので、カスタマイズしていきます。 3)pエミッターをカスタマイズする 「pEmitter1」を選択した状態で、右側にある ツール→pEmitter1→領域→Allに変更します。 すると、画面真ん中の丸い領域にいたつぶつぶが画面全体に散らばります。 ここでいう「領域」はパーティクルが発生する「領域」で、元々のSphere(球)からAllにしたことで、画面全体からパーティクルが発生することになります。 次に、パーティクルの形を変更します。 「領域」の隣にある「スタイル」を押します。 スタイル→Pointになっているところを、 スタイル→Blobに変更します。 すると、元々小さい粒々だったものが、ぼやけた白い丸に変化しました。 画面いっぱいにぼやけた白い丸が散らばっていますね。 再生すると、「ぼやけた白い丸」が登場して、しばらくすると消えていくというアニメーションになっています。 今回は、もっと「大きなぼやけた丸」にして、「数は少なく」したいと思います。 ということで、先に数を少なくするために「コントロール」の方を調整します。 「コントロール」を押してから、数値を以下のように調整します。 エミッター  数 0.1  持続時間 150 ベロシティ  ベロシティ 0.05  ベロシティの変化 0.05  角度の変化 360 エミッターの数を0.1にしたことで、パーティクルの数が減りました。 また、持続時間を150フレームにしたことで、1つのパーティクルが5秒間生きているという設定になりました。 ベロシティはパーティクルが発生した後に移動する強さを表しています。ベロシティ 0の時は移動しなかったのですが、0.05に設定したことで少し動くようになりました。 また、角度の変化 360としたことで、全ての方向のうちのどこかに移動するという設定になっています。 パーティクルの数を少なくできたので、再び「スタイル」の方に戻ります。 「スタイル」の中の、Size Controlsを開き、 以下のように設定します。 Size Controls  Size 30.0  Size Variance 0.5  Size to Velocity 0.1  Size Over Life 真ん中で上がる三角の形 Fade Controls  Fade In 0.05, Out 0.95 Sizeを大きくしたことで、ぼやけた丸が大きくなりました。 また、Size Variance 0.5としたことで、大きさにばらつきが出るようにしました。 Size to Velocity 0.1は、サイズによってベロシティが変わる設定ですが、これもなんとなくばらつきが出るための設定です。 Size Over Life は、パーティクルが生まれてから消えるまでの生存時間において、サイズが変化するという設定です。真ん中の大きい三角にしたので、生まれてからしばらくは大きくなり、途中から小さくなるという設定になっています。 Fade Controlsは、フェードインして、フェードアウトするという設定です。 これでパーティクルの設定は整いました! 4)背景と合成する では次に、パーティクルの背景にグラデーションを足して合成しましょう。 「pRender1」を選択した状態で、「背景」のボタンを押します。 すると、Mergeと、Backgroundのノードが登場してこんな感じになっていると思います。 ただ、これだと「pRender1」が黄色の矢印、つまり(背景側)につながっているので、矢印をつなぎなおします。 「pRender1」を緑色の矢印(前景側)で、 「Background1」を黄色の矢印(背景側)でつなぐように修正してください。 これで、黒い背景にぼんやりとした大きい白丸が登場していると思います。 では、背景をグラデーションに変えていきましょう。 「Background1」を選択した状態で、 カラー→種類→四隅にして、以下のように設定します。 最後に「Merge1」を選択した状態で、 適用モード→オーバーレイに設定します。 […]