Lesson 37 エクスプレッションを使いパーティクルで光のツリーを描く方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 37 エクスプレッションを使いパーティクルで光のツリーを描く方法 前々回、前回と、エクスプレッションを使って文字やパーティクルを動かす方法についてお伝えしてきました。 前回の「パーティクルで円を描く」方法を少し発展させて、光のツリーを描いてみます。   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)パーティクルを3D空間で動かす 前回まではパーティクルを使う際に実は2Dでレンダリングをしていました。 3Dとして扱うこともできるので、やってみましょう。 ではまず、エフェクト→Fusionコンポジションをビデオ1に配置します。 右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、 pエミッター、pレンダー、カメラ3D、レンダラー3Dを続けて押します。 そして、レンダラー3DをMediaOutにつないでおきましょう。 ノードはこうなっていると思います。 カーソルを動かしてみてもモニター側に何も映らないと思いますが、 これはカメラとパーティクルの発生源がとても近い位置にあって、カメラで何も撮れてないという状態です。 ということで、まずはカメラを少し後ろに引きましょう。 タイムラインのカーソルを60フレームくらいにしてから、 カメラ3Dを選択した状態で、 インスペクタ側から、変形→並行移動Zを大きくしていくと、画面中央につぶつぶが見えてきます。 並行移動 Z 4.0くらいにしておきましょう。 では、パーティクルを調整していきましょう。 pEmitterを選択した状態で、スタイルのタブを開きます。 スタイル→Blobに、 Size Controls→Size 0.02にします。 次に、領域のタブを開き、 サイズ 0.05 並行移動→オフセット(X)を右クリックしてエクスプレッションを適用し、 前回、円を描いた時と同じ、sin(time/10)/5を入れます。 さらに、 並行移動→オフセット(Z)のエクスプレッションには、 cos(time/10)/5 とします。 なぜオフセット(Y)ではなくて、オフセット(Z)なのかというと、 DaVinci Resolveの3D空間が、上方向がY、奥行き方向がZと設定されているからなのです。 今回は横から見たクリスマスツリーのような形を目指しているので、 X軸とZ軸で円を描いていこうとしています。 3D空間の方のモニターではちゃんとパーティクルが円を描いています。 このままでは前回と同じ「円」なので、数式をひと工夫して徐々に円の直径が狭まっていくようにしましょう。 sin(time/10)/5 で言うと、5で割っている部分を変化させると円の直径が変わっていきます。 例えば、sin(time/10)/timeとすれば、 時間が大きくなるほど分母が大きくなるので、全体の数値は小さくなっていくはずです。 ということで、僕がいろいろと試行錯誤した結果、 並行移動X → sin(time/3)/time*10 並行移動Z → cos(time/3)/time*10 が、ちょうど良さそうでした。 これを入れてください。 こちらのモニターは真横から見ているので、あんまり変わって見えませんが、 3D空間の方はちゃんと渦になっているのが見て取れます。 これで、Y軸方向に上に向かってもらえれば、きっとクリスマスツリーみたいな形になるはずです。 並行移動(Y)のエクスプレッションに、 -0.5+time/200 と打ち込んでください。 -0.5から始めたのは、画面の下位置からスタートするためです。 timeを200で割っているのは、単純にtimeとするとY軸方向へ移動するスピードが早すぎたためです。 例えば100で割ればもっと早く上へ登っていきますし、仮に300で割れば、昇っていくスピードはもっと遅くなります。 3)パーティクルをさらにカスタマイズする 基本の動きは付けられたので、細かいところをカスタマイズしてきましょう。 pEmitterを選択した状態で、 コントロールのタブを開き、 エミッター→数 4.0      →持続時間 300 ベロシティ→ベロシティ 0.005      →角度の変化 360 とします。 だいぶツリーっぽくなってきましたね。 スタイルのタブに戻り、 Color Over Life を黄色からピンクのグラデーションにしてみましょう。 これで生まれてから時間が経ったパーティクルは黄色からピンク色に変わっていくので、さらに美しいです。 ここで、タイムラインのカーソルを0に戻してみると、 真ん中に粒が出てはじまっていることがわかります。 この粒はいらないので、パーティクルが発生するタイミングを少し後からに変更します。 タイムラインのカーソルを10フレームのところに合わせて、 コントロール→エミッター→数のところにキーフレームを打ちます。 1フレーム戻して(つまり9フレームのところに)カーソルを合わせ、 コントロール→エミッター→数のところに0と打ち込みます。 これで0フレームから9フレームまではパーティクルは発生せず、 10フレーム目から4個ずつ発生するという設定になりました。 最後に、カメラ3Dの並行移動を調整して、 少し光のツリーが画面左側にくるようにしましょう。 少しカメラの位置を上げて、回転Xで下を向かせてみました。 これで完成です!  

Lesson 36 エクスプレッションを使いパーティクルで光の円を描く方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 36 エクスプレッションを使いパーティクルで光の円を描く方法 前回はエクスプレッションを使って文字を回転させ続けるという方法についてお伝えしました。 今回もエクスプレッションを使うのですが、円の軌跡を描く数式を打ち込むことで、光の円を作ってみます。 完成したノードだけ購入したい方はこちら   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)円を描くエクスプレッション 数学の授業で三角関数を習ったのを覚えていますでしょうか? サインとかコサインとかいうやつですが「こんなもの、今後の人生で使うことなのあるのだろうか?」と僕は思っていたのですが、ついに使える日がやってきました! まず、手始めに文字を回してみましょう。 エフェクト→タイトル→テキスト+を選択し、 ビデオ1に配置します。 インスペクタ側で、「☆」と打ち込みます。 フォントはヒラギノSans、文字色は白のままです。 次に、「変形」のタブに移動し、 Offsetのところで右クリックし、エクスプレッションを追加します。 すると、 Point(0.0, 0.0) というコードが出てきます。 これは、初期値である Xが0.0、Yが0.0というものなので、これを修正することで 文字の位置に動きをつけることができます。 まず、Xにサインを適用して、 Point(sin(time), 0.0) と、してみましょう。 これで再生してみると、 ☆が横方向に激しく動いている映像になります。 これは何が起きているかというと、 sin(time)としたことで、Xの値は -1 〜 0 〜 +1の間の値を取るようになっています。 Offsetの設定としては、 画面の左端が-0.5 画面の真ん中が0 画面の右端が0.5 なので、このままだと画面からはみ出していることになります。 ということで、3で割ってみましょう。 Point(sin(time)/3, 0.0) すると、画面の内側で星が横に激しく動くようになります。 星の動くスピードが早すぎるので、もう少し見えるくらいのスピードにしたいので、 timeを10で割ってみましょう。 Point(sin(time/10)/3, 0.0) これで目で追えるスピードになりましたね。 試しに、Y方向にもエクスプレッションを書いてみましょう。 Point(sin(time/10)/3, sin(time/10)/3) すると、右上がりの斜め方向に星が行き来する映像になりました。 実はY側はサインではなく、コサインを使うのが正解です。Y側をcosに変えます。 Point(sin(time/10)/3, cos(time/10)/3) これで星を回すことができました! Yが少し大きすぎて画面からはみ出しているので、 3で割っていたところを、両方とも5で割ることにしましょう。 Point(sin(time/10)/5, cos(time/10)/5) これで、画面の中で星を回すことができるようになりました。 3)パーティクルで円を描く 円を描くエクスプレッションの書き方がわかったので、次はパーティクルを回してみましょう。 パーティクルの発生方法は「Lesson 19 星型パーティクルが上昇していくキラキラの背景を作る方法」などで書きましたので、パーティクルが初めての方は参考にしてください。 ではまず、エフェクト→Fusionコンポジションをビデオ1に配置します。 右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、 pエミッターと、pレンダーを続けて押します。 さらにpレンダーをMediaOutにつないでおきましょう。 次に、pEmitterを選択し、インスペクタ側のスタイルのタブを押します。 スタイル→Blobに変更、 Size→1.0に変更します。 次に領域のタブに行き、 並行移動のオフセット(X)のところを右クリックしてエクスプレッションを追加します。 ここに、先程作った数式 sin(time/10)/5 と打ち込みます。 同様にオフセット(Y)には cos(time/10)/5 と打ち込みます。 領域のサイズは0.03にしておきます。 これで再生すると、パーティクルが円を描きながら発生するという映像になりました! パーティクルが発生してから、少し動いたほうがそれっぽいので、少し修正しましょう。 コントロールのタブで、 数 5 ベロシティ 0.003 角度の変化 360 に設定します。 これで、発生したあと、ランダムな方向に少しだけ動くという雰囲気が付けられました。 最後に、スタイルのタブに戻って、 Color Controlsで好きな色に変更、 Fade Controls のOutを0.8くらいにすると美しいです。 今回はこれで完成です!  

Lesson 35 エクスプレッションで文字を動かし続ける方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 35 エクスプレッションで文字を動かし続ける方法 DaVinci Resolveでは、キーフレームを使って文字や画像に動きを付けることができます。 Lesson 04 動画の中で静止画を動かす方法(キーフレーム編1)でやった通り、キーフレームは「◯秒◯フレームから、◯秒◯フレームまで」という時間的な範囲を指定して位置や回転などの値を変化させるという仕組みですが、エクスプレッションというやり方を使うと、「時間の変化に合わせていつまでも回転する」とか、「特定のパラメーターを変化させ続ける」ということができるようになります。 まずはこんな感じに「文字が回転し続ける」動画を作ってみましょう。   1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)テキスト+を配置する エフェクト→タイトル→テキスト+を選択し、 ビデオ1にドラッグして配置します。 今回は「動き続ける」というのがテーマなので、 クリップの右端をドラッグして、1分くらいになるように伸ばしておきます。 インスペクタ側で、 Rotating Characters と打ち込みます。 フォントはそのままOpen Sans、カラーは白のままにしてあります。 画面はこうなっています。 では、文字を回転させてみましょう。 Text+のインスペクタの、 変形のタブの中で、回転を開き、 Yのところを右クリックします。 するとさらにメニューが出てくるので、一番下にある「エクスプレッション」を押します。 すると、Yの下に枠が登場しますので、ここに time と打ち込みます。 これで再生してみると、とてもゆっくりなスピードでそれぞれの文字がY軸回転していると思います。 これは何が起こっているかというと、 回転Yにtimeと打ったことで、その時点のフレーム数=Y回転の値になっています。 例えば、ちょうど2秒の時点では、フレーム数でいうと60フレームなので、Y軸回転の値も60度になっています。 こちらの画像は3秒の時点で、Y軸上で90度回転しているので、あんまり読めない感じになっていますね。 もう少し回転を早くしてみましょう。 回転Yのエクスプレッションの文字を、 10*timeにしてみましょう。 *(アスタリスク)は掛け算という意味なので、1フレームにつき10度回転するという命令になります。 結構早くなりましたよね。 エクスプレッションで設定するとキーフレームを打つのとは違って「いつまでも」続けてくれるので便利です。 3)別のパラメーターと同じ値にする エクスプレッションを使うと、別のパラメーターの値を参照することができます。 例えば、今設定した回転Yの動きを、そのまま回転Xに適用することもできます。 回転Xのところを右クリックしてエクスプレッションを開きます。 次にタイムラインでテキスト+を右クリックして「Fusionページで開く」をクリックします。 回転Xの下に現れた枠の左側に「+」のボタンがありますが、これをドラッグして引っ張ると矢印がでてきます。 この矢印をYのところに引っ張ります。 すると、回転Xのエクスプレッションに CharacterAngleY という文字が打ち込まれました。 これで、回転Xの値が回転Yの値(CharacterAngleY)と同じになりました。 再生してみると、おじぎをしているような、奇妙な動きを繰り返す文字になりました。 せっかくなので、回転Zも回転Yと同じ値にしてみましょう。 同じ手順で、回転ZのエクスプレッションもCharacterAngleYにします。 さらに変なアニメーションを付けることができました。文字が踊っているようですね。 これが仕事に使えるのか・・・? と言われたら、このままでは奇妙なだけなのですが、今度は別の使い方もご紹介します!  

Lesson 34 サッカー中継のような3Dテキストのトランジションを作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 34 サッカー中継のような3Dテキストのトランジションを作る方法 サッカーワールドカップの中継映像を観ていて、画面が切り替わる時にあのロゴがかっこよく出てくるのを何度も見ていたら作りたくなったので、DaVinci Resolveで似た感じのものを作ってみました。 こんな感じです。 今回はこれを作ってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)テキスト3Dとグラデーションの設定 今回は3Dテキストを使用したいので、Fusionで作り込んでいきます。 エフェクト→Fusionコンポジションを選択し、ビデオ1に配置します。 右クリックして、「Fusionページで開く」を押して開きます。 Tools→3Dの中から、テキスト3Dを選択し、ノードエディターにドラッグして配置します。 Text3Dを選択し、右側のインスペクタで「LOGO」と打ち込みます。 FontはOpen Sans Boldにしました。 トラッキングを少し縮めておきます。0.96にしました。 ロゴはゴールドにしたいので、グラデーションを持ってきましょう。 コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用グラデーションのページに行き、お好きなグラデーションを選んで「コピーする」を押します。さらにノードエディターで⌘+Vで貼り付けます。(ここでは、ゴールド5を使います。) 単純にゴールドのグラデーションをテキスト3Dにつなげようとしても、うまくつながりませんが、一手間かけることでこのグラデーションをテキスト3Dに適用することができるようになります。 まず、グラデーションのノードを選択した状態で、グラデーションバーの右側にある◆を右クリックして「パブリッシュ」を押します。 こうすることで、グラデーションの情報を他のノードで使えるようになります。 ということで、Text3Dのノードを選択して、 シェード→マテリアル→タイプ→イメージに変更します。 そして、その下に登場したカラーイメージの右側の四角を右クリックして、 今度は接続→GradientBG→出力を押します。 なかなかややこしい手順ですが、これでゴールドのグラデーションがテキスト3Dに適用されたと思います。 次に、テキストを押し出して、立体化させます。 Text3Dを選択した状態で、テキスト→押し出しから 押し出しの奥行き→0.08 ベベルの奥行き→0.01 ベベルの幅→0.01 に設定します。 少し立体感が出てきました。 3)カメラとライトの設定 次にカメラとライトを配置します。 Text3Dを選択した状態で、カメラ、ライト、レンダラー3Dを続けてクリックします。 レンダラー3Dはメディアアウトにつないでおきましょう。 すると、ノードエディターはこうなります。 MediaOutにつないだのに、何も写っていないのはカメラが変な位置にあるからです。 ということで、カメラの位置を調整しましょう。 Camera3Dを選択し、変形→並行移動→Zの値を大きくしていくと文字が現れてきます。 Z 3.5、 Y 0.2あたりがちょうど良さそうです。 次にライトの位置を調整したいのですが、先にライトを有効にしておかないといけません。 ライトを有効にする設定はRenderer3Dにあるので、Renderer3Dノードを選択し、コントロール→ライティングのところで、ライティングを有効化してください。 そして、Spotlightを選択し、変形→並行移動→Zの値を大きくしていくと、文字に光が入っていきます。 Y 0.2 Z 2.8 くらいにしました。 若干文字の真ん中にあかりが当たりすぎていて、白飛びしている感があるので、少しライトを和らげましょう。 コントロールの減衰の種類→リニアに変更し、減衰のレートを0.48に設定します。 これで真ん中のディティールが戻りました。 4)カメラにキーフレームを打ってロゴを動かす ではロゴを動かしていきましょう。 ロゴのサイズや位置にキーフレームを打って動かしてもいいのですが、ライトが当たらなくなっちゃうので、今回はカメラを動かして動きを付けてみます。 まず、タイムラインのカーソルを8フレームに合わせ、 Camera3Dの並行移動→Zの横にある◆を押してキーフレームを打ちます。 Zは3.5です。 ※キーフレームの基本については、Lesson 04 動画の中で静止画を動かす方法をご覧ください。 カーソルを0フレームに戻してから、 並行移動→Zの値を大きくしていき、ロゴが小さく見えるようにします。 ここでは、Zを20にしました。 これで、0フレームから8フレームにかけて、 ロゴが大きくなって見えるようになりました。 続いて、30フレームにカーソルを持っていき、 Zを少し小さくします。 ここでは Z 3.1にしました。 すると、8フレームから30フレームにかけて ロゴが徐々に大きく見えるという動きになります。 最後に、36フレームあたりで、 Zを0.25にします。 ロゴで画面が隠れるくらいが良いです。 これで、十分いい感じなのですが、最後に少しロゴ側も回転させてみましょう。 カーソルを30フレームに合わせ、 Text3Dを選択した状態で、 変形→回転→Yを3にして、◆を押してキーフレームを打ちます。 カーソルを8フレームに戻して、 変形→回転→Yを-15にします。 さらに、カーソルを0フレームに戻して、 変形→回転→Yを-150にします。 これで、回転しながらロゴが大きくなって、最後は大きくなって画面いっぱいになるというCGを作ることができました! 回転させることで、ライトの当たり具合が少し変わって立体感が増してきます。 4)素材を合わせてトランジションにする ここでエディットページに戻ります。 今作ったロゴのアニメーションをビデオ2に配置し、 映像を切り替えたいポイントに乗せます。 ロゴアニメーションの最後の「ロゴが画面いっぱいになったところ」でカットします。 つまり、画面がロゴでいっぱいになった隙に、ビデオ1は次の映像に切り替わるように仕掛けます。 これで、ロゴアニメーションによるトランジションは完成です!  

Lesson 33 グランジ加工でかすれた感じの文字を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 33 グランジ加工でかすれた感じの文字を作る方法 ロックでワイルドな印象で、かっこいい系のテキストによく使われるグランジ加工をやってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)グランジ素材を用意する 今回はイラストACで「グランジ素材」と検索して、 以下の素材をPNGでダウンロードしてきました。(※JPEGだと作り方が変わっちゃうので、PNGでダウンロードしてください。) https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1382748&word=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8 こちらを使って作っていきます。   まず、エフェクト→Fusionコンポジションを選択し、 ビデオ1にドラッグします。 タイムラインのFusionコンポジションを右クリックして、 「Fusionページで開く」を押します。 Fusionページが開くので、テキストをドラッグして、ノードエディターに配置します。 一旦MediaOutにつないでおきましょう。 右にあるインスペクタ側で、「グランジ」と文字を打ち込みます。 フォントはヒラギノ角ゴシック W8、 文字色は白、サイズは大きく0.29、トラッキングは少し小さく0.93にしました。 グランジ加工には、太めのゴシック体が良く合います。 次に、ここに先ほどダウンロードしてきたグランジ素材をドラッグして配置します。 試しに、Text1の青い三角(マスク用の入力)につないでみましょう。 すると、モニターはこんな感じになります。 以前、「テクスチャ入りの文字を作るという回」で説明したのと構成は似ているのですが、グランジの素材が「透明な背景に黒いノイズの点々」という素材なので、この透明でない「黒いノイズの点々」のある部分がマスクで生かされて、「白いノイズのある点々」として表示されているという状態になっています。 つまり、文字の色を黒にすると、「黒いノイズのある点々」になるはずです。 ということで、Text1を選択して、文字の色を黒にしてみましょう。 すると、モニターは「黒いノイズのある点々」に変わりました。 この後の作戦としては、この「黒いノイズのある点々」のピッタリ真下に、同じ白い文字を配置することで、「白い文字の中に黒いノイズのある点々」=>つまりグランジ加工ができるはずです。 3)グランジ文字と、白い文字を合成する では、まずText1を選択して、⌘+Cでコピーして、⌘+Vでペーストします。 新しい方のテキスト Text1_1を選択し、文字の色を白にしておきます。 次に、マージをドラッグしてノードエディターに配置し、 Text1(黒い点々の方)を緑色(上側レイヤー)に、 Text1_1(白い文字の方)を黄色(下側レイヤー)につなぎます。 これで、グランジ加工された文字を合成することができました。 4)グランジの位置を調整する 今回はたまたまこれで素敵なグランジですが、文字によってはイマイチだと思うかもしれません。 そういう場合は、グランジ素材の位置をずらしたり、拡大縮小することで改善できるかもしれません。 ということで、トランスフォームを「グランジ素材」とText1の間に入れます。 Transform1を選択し、サイズ、角度、位置などを調整します。 今回は、サイズを0.6、角度を-5にするといい感じになりました。 5)テロップに動きをつける せっかくなので、テロップに動きを付けましょう。 Mergeの後にもう一つトランスフォームをいれて、ここにキーフレームを打っていきます。 Transform2を選択した状態で、 6フレーム目にカーソルを合わせてから、 サイズの◆を押して、キーフレームを打ちます。 角度を少し付けたいので、角度は6にしておきます。(こちらはキーフレームを打っていません) カーソルを0フレーム目に合わせて、 サイズをとても大きくします。ここでは6にしました。 さらに、90フレーム目にカーソルを合わせて、 サイズを1.1にします。 これで、とても大きい文字→飛び込んできて決まる→さらに徐々に大きくなる という定番の飛び込みエフェクトを付けられました。 さらに、Transform2の設定のタブで、 モーションブラーにチェックを入れます。 これで、0フレーム〜6フレームの、スピードを出して飛び込んでくるところにモーションブラーがかかるようになり、さらにスピード感が出てきます。 今回はこれで完成です! 文字色は白、グランジの色は黒にしましたが、これらは何色にでも変えられます。 ピンク文字に黄色グランジとか。こんな感じの映画ロゴ、昔ありましたよね?  

Lesson 32 サイネージ用のシンプルなメニュー画像を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 32 サイネージ用のシンプルなメニュー画像を作る方法 飲食店の前や、駅の広告などでデジタルサイネージ(映像看板)を見かける機会が増えましたが、 今回は飲食店の前に設置できるようなシンプルなメニュー映像を作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)写真を切り抜く 今回はunspashからこちらのハンバーガーと、オレンジジュースの写真をダウンロードしてきました。 Unsplashのamirali mirhashemianが撮影した写真 UnsplashのAneta Voborilovaが撮影した写真 こちらを使って作っていきます。 今回はオフホワイトな背景に、商品の画像を表示したいと思うので、 写真を切り抜くところから始めます。 有料版にはマジックマスクという便利な機能があるそうなのですが、無料版で頑張りたいので、ポリゴンでパスを書いて切り抜いていきます。 まずは、ハンバーガーの写真をビデオ1に配置します。 タイムライン上でハンバーガーのクリップを右クリックして「Fusionページで開く」を押します。 続いて、ポリゴンをドラッグして、ノードエディターに配置します。 ここで、ポリゴンをハンバーガーの写真につないでしまうと、全部消えて見えなくなっちゃうので、まだノードはつながないでおきます。 ハンバーガーの左側の穴を白くして、左側モニターに表示させつつ、ポリゴンノードを選択します。 この状態にします。 左側モニターの上部に色々なアイコンが登場していると思います。 一番左側のペンのマークを選択して、ハンバーガーにそってマスクを描いていきます。 イラストレーターでいうペンツールと同じような機能なので、イラレを使ったことがある方はいいのですが、結構クセがあります。 コツは、ポイントを置く時に、少し次のカーブに合わせてハンドルを伸ばしておくとうまくいきます。 頑張ってハンバーガーの形に沿うように描いていきます。 一周回って、ハンバーガーを囲めたらノードエディターでポリゴンとハンバーガーのノードをつなぎます。 これで切り抜かれましたが、ポリゴンのカーブがうまく行っていなかったところなどを微調整します。 レタスの部分が複雑なのですが、ほどほどに省略します。 バンズの部分がなめらかなカーブを描くようにするとハンバーガーらしくなります。 切り抜きが完成したら、一度エディットページに戻ります。 すると、黒い背景の中にハンバーガーがあるという状態になります。 3)文字を加えてレイアウトする 続いて、文字を加えてレイアウトしていきましょう。 その前に一旦背景を白にしたいので、ハンバーガーの画像をビデオ2にドラッグしたのちに、 ジェネレーター→単色をビデオ1にドラッグします。 単色を選択した状態で、インスペクタ側で、オフホワイトに設定します。 これで、オフホワイトの背景にハンバーガーがあるという画像になりました。 続いて、タイトル→テキストをビデオ3、ビデオ4に追加します。 ダブルチーズバーガー、¥550とテキストを打って、レイアウトを整えます。 ハンバーガーが小さい気がする場合は、「リタイム&スケーリング」のスケーリングを「クロップ」にしてください。 すると、本来の画像サイズに戻るので、とても大きく表示されると思います。 変形→ズームのところで調整して、気持ちのいいサイズになるようにしてください。 このくらいにしました。 「ダブルチーズバーガー」という文字は画像の中のお肉の部分から色を吸って、濃いめの茶色にしました。 値段は真っ赤とオレンジの中間くらいの赤色にしました。 値段のひと塊と、ハンバーガーが画面全体のセンターくらいにくるように意識しています。 また、左右のマージン(空き具合)はだいたい同じくらいにしておくとバランスが良いと思います。 今、タイムラインはこんな感じです。 ハンバーガーはこれで良いと思うので、次はオレンジジュースも同じ要領でやっていきます。 ハンバーガーよりシンプルな円柱型の形なのですが、マスクを書くのは意外とこちらの方が難しいです。 特に、角のところは、片方のハンドルをすごく短くするとうまく「カクッと」いく感じが表現できます。 ハンドルはそのままだと連動して動いちゃうので、片方だけ動かしたい場合は ⌘ コマンドキー(WindowsではCtrl)を押しながらドラッグすると片方だけを動かすことができます。 切り抜きができたら、エディットページに戻ってレイアウトしていきます。 テキストはさっきのハンバーガーの時のものをコピペすると簡単です。 メニューの場合は特に、フォントの種類や大きさは統一した方が、全体としてまとまりますので、コピペで使っていきましょう。 レイアウトはこんな感じにしました。 タイムラインはこんな感じです。 背景にあたる白い単色は10秒まで伸ばしてあります。 4)複合クリップにしてから、動きを付ける では、動きを付けていきます。 まず、ハンバーガーとテロップ2つを選択して、右クリックし「新規複合クリップ」を押します。 適当な名前を付けて、複合クリップにします。ここではWCBにしておきました。 同様に、オレンジジュースの方も複合クリップにしておきます。こちらはORJにしました。 ではキーフレームを打って、これらのクリップを動かします。 WCBの方を選択し、カーソルを1秒ちょうどのところに持っていきます。 インスペクタ側で、ビデオ→変形→位置の◆を押して、キーフレームを打ちます。 次に、カーソルを0秒のところに戻して、 位置 Xの値を右にドラッグして、ハンバーガーが画面から消えるところまで数値を大きくします。 私の環境では1847あたりで消えました。 これで再生してみると、画面の右からハンバーガーが登場して、1秒のところでピタッと止まります。 もう少しなめらかに止まってほしいので、少しキーフレームを修正します。 タイムラインの上にあるキーフレームマークを押して、キーフレームのエディタを表示させます。 キーフレームのエディタの左側にある「カーブをキーフレーム」というボタンを押します。 すると、こういう折れ線グラフのような画面が現れます。 1秒のところで、黄色い線が折れ曲がっていると思いますが、この曲がっている点を選択した状態で、 このエディタの中ごろにある「イーズイン」を押します。 すると、グラフが変化して、少し丸みを帯びたような線に変わります。 再生してみると「素早く入って、ゆっくり止まる」という動きに変わっていると思います。 これがイージーイーズという機能でして、このカーブを調整することで、動き方が変わってきます。 そのままだとちょっと早い印象があったので、少しハンドルを短くして、緩やかなスピードで入ってくるように調整しました。 同じ要領で、4秒のところに位置のキーフレームを打ち、5秒のところで、画面の左端に消えていくように位置を調整します。 私の環境では-1831くらいで画面から消えました。 こちらは4秒のところの点を選択した後に「イーズアウト」を押してカーブを付けました。 これでハンバーガーには動きが付けられました。 では、同様に・・・と、同じことを繰り返してもいいのですが、ぴったり同じキーフレームを打つのは結構大変なので、コピペします。 まず、タイムラインのWCBを選択して、コマンド+Cでコピーします。 続いて、ORJを選択して、右クリックし、「属性をペースト」を押します。 すると、メニューが出てくるので、「位置」にチェックが入っていることを確認して適用します。 これで、さっきハンバーガーに付けたものと同じ動きをオレンジジュースの方にも付けることができました。 今回はこれで完成です! つまりこの形式で繰り返せば、メニューの数が増えても同じタイミングで登場〜退場を繰り返すサイネージを作ることができますので、試してみてください。  

Lesson 30 インクのしみが広がっていくようなトランジション(切り替え効果)を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 30 インクのしみが広がっていくようなトランジション(切り替え効果)を作る方法 紙にインクをこぼした時に、インクのしみが広がっていくような感じで画面が切り替わるトランジションエフェクトを作ってみます。 こんな感じです。 私もWebCMを作る際、ダークな雰囲気を出しながら画面を切り替えたい時によく使っています。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)丸いシェイプを加工する 今回の作戦は、 ・丸いシェイプを用意する ・輪郭をインクのしみのように変化させる ・小さいインクのしみ→大きいインクのしみ→画面全体 と変化させることで、この「しみの形」に従って画面を切り替える。 という感じで行ってみます。 こちらのGeminiに生成してもらったうさぎのイラストを、猫のイラストに切り替えます。 まず、切り替えたい画像(うさぎ)をビデオ1に配置します。 タイムライン上で画像を右クリックして、Fusionで開くを押します。 するとノードエディターには MediaIn→MediaOutだけのノードが現れます。 今回はここからスタートします。 次にツール→シェイプから s楕円形とsレンダーをドラッグしてきてMediaInにつなぎます。 すると、シェイプの形(ここでは円形)にうさぎが切り抜かれています。 ここまでだと「Lesson 08 動画を丸く切り抜く方法」と同じ結果ですが、ここからカスタマイズしていきます。 次に、ディスプレイスをsレンダーとMediaInの間に入れて、さらにディスプレイスにファストノイズをつなぎます。 (ディスプレイスはワープの中に、  ファストノイズはジェネレーターの中にあります。) この時点で、少しシェイプの円がゆがみます。まだ微妙なところですが。 インクをこぼしたみたいになるように、 この形を整えていきます。 ファイストノイズのノードを選択した状態で、 ディテール 2.0 コントラスト 12.0 スケール 10.0 に設定します。 すると、円が変化して、 液体っぽくなったと思います。 うさぎも液体っぽく切り抜かれています。 ちなみにディテールとスケールの値を上げると、液体の粒が細かくなります。 こんなふうに荒々しい感じにすることもできます。 (ディテール 6.0、スケール30.0の場合) 3)シェイプを拡大・縮小してトランジションにする では、シェイプを動かして画面を切り替える効果・トランジションエフェクトにしていきましょう。 sレンダーとディスプレイスの間に、 トランスフォームを入れます。 Transformを選択した状態で、 タイムラインの0秒のところにカーソルをあわせ、 サイズを0にして、◆を押します。 これで、0秒のところでサイズが0というキーフレームが打たれました。 ※キーフレームについて、詳しくは「Lesson 04 動画の中で静止画を動かす方法(キーフレーム編1)」をお読みください。 続いて、タイムラインが30フレームのところで、 サイズを増やしていき、画像が完全に表示されるまで大きくします。今回は3.0にしました。 すると、何もないところから、 うさぎの画像が「インクのしみが広がるように」登場するようになりました。 では最後に、 猫→インクのしみのように変化→うさぎが登場 という形にしましょう。 猫の画像をドラッグし、登場したMediaIn2をマージでつなぎます。 マージでつなぐ時に、「うさぎレイヤー」が「猫レイヤー」の上側になるように うさぎを緑に、猫を黄色につなぐようにしてください。(緑が上レイヤー、黄色が下レイヤーです) これで完成です!  

Lesson 26 ハンコ風の画像と文字をポンと押す動画を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 26 ハンコ風の画像と文字をポンと押す動画を作る方法 「合格」とか「お得」とか、ハンコを押すようなテロップを出す演出をしたくなる時があると思います。 今回はそういうエフェクトを作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionでハンコを作る ハンコは、丸の枠と文字を組み合わせれば作れそうです。 まずは、ハンコの丸を作りましょう。 エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 まず、「コピペで簡単!DaVinci Resolve fusion用マスク」のページに行き、 ハンコの丸1をコピーして、Fusionのノードエディターにペーストします(貼り付けます)。 次に、stamp_circle_1を押した状態でテキストボタンを押して、テキストを配置します。 Text1を選択した状態で、インスペクタ側で「合格」と打ち込み、文字の位置をハンコの丸の真ん中ぐらいにくるようにドラッグして調整します。 今回はこちらの「筆ごしらえ」という素敵なフリーフォントを使わせていただきました。 https://booth.pm/ja/items/7797956 背景ボタンをノードエディターにドラッグして、MergeからBackgroundにつなぎます。 これで、「丸とハンコの形」をマスクとして背景に適用する という意味になり、背景の色が「丸とハンコの形」に切り抜かれます。 Backgroundノードを選択した状態で、カラーを単色、少し暗い赤に設定します。 今、Backgroundノードの左側の丸を白くすると、左側モニターはこんな感じになっています。 ポンとハンコをつく際には、少し大きめのサイズからハンコをつきたいので、トランスフォームを入れて少し大きくしておきましょう。 変形ボタンをドラッグして、BackgroundとMediaOutにつなぎます。 Transformを選択した状態で、インスペクタ側で、 サイズ 2.1にして、画面いっぱいくらいにしておきます。 ここで、を押して、Editページに戻ります。 3)画像にハンコをつくアニメーションを付ける 合格のハンコは、この画像につきたいと思います。 先に、ハンコの画像を一旦ビデオ2に移動させます。 そして、このうさぎの画像をダウンロードし、画像ファイルをビデオ1に追加します。 タイムラインを1秒のところにカーソルを持って行った状態で、 ビデオ2のハンコのクリップを選択します。 インスペクタ側の設定で、うさぎの左側に合格のハンコがくるように調整します。 ズーム 0.63 位置 X -434、Y -54 回転の角度 7.7 としたら、だいたいうさぎの左側にきました。 真っ直ぐだと味気ないかなと思ったので、少し回転させました。 ここで、ズーム、位置、回転の角度それぞれの右側にある◆を押して、 キーフレームを設定します。 タイムラインのカーソルを0まで戻してから、 ズーム 1.45 位置 X -45 回転の角度 35 に設定します。 これで再生してみると、確かにハンコをつくアニメーションになっていますが、 少しゆっくりすぎます。 最初に1秒に設置したのが遅すぎたようなので、キーフレームをまとめて調整します。 タイムラインのタイムが表示されている部分の上あたりに、キーフレームのマークがあるので、これを押します。 すると、タイムラインのすぐ下に、キーフレームを打ったプロパティたちが表示されます。 1秒のところに打ってあるキーフレームの点を囲むようにドラッグして全部選択し、左側にドラッグします。 すると、左に行くほど、ハンコの決まる尺が短くなるので、ハンコのスピードが早くなっていると思います。 この尺は好みですが、僕は8フレにしておきました。 これで完成です! ポン!というSEを追加しておくと、さらにハンコっぽいですね。 同じ要領で、いろんなハンコをつくことができますので、やってみてください。  

Lesson 21 回転する3Dの地球を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 21 回転する3Dの地球を作る方法 Davinci Resolveでは3Dのオブジェクトを扱うこともできます。 今回は地球が回転する映像を作ってみます。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)Fusionで地球を作る エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。 タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。 タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。 画面真ん中あたりにある球や円錐のあるマークを押し、レンダラー3Dを押します。 3Dオブジェクトを扱うときは、レンダラー3Dにつないでからでないと、MediaOutに映像が出てこないので、とりあえずつないでおきます。 つぎに、Shape3D1を選択した状態で、 シェイプ Sphere サイズ 0.5 に設定します。 Shape3D1の左側の穴を白くすると、左側モニターには白い球が現れていると思います。 ここに、「地球の模様」を配置することにしたいので、 Wikipediaからパブリックドメイン(著作権消滅済み)の世界地図をダウンロードしてきます。NASAが作ったもののようです。ありがたく使わせていただきましょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/正距円筒図法 このファイル Equirectangular-projection.jpg をノードエディターにドラッグします。 MediaIn1というノードになるので、これをShape3D1の緑色の三角につなぎます。 すると、左側のモニターでは、球が地球模様になりました。 3)地球を回転させる。 では、地球を回転させましょう。 タイムラインの0秒のところにカーソルを置き、 Shape3D1を選択した状態で、 回転 Y の数値の右にある◆を押してキーフレームを打ちます。 ◆は赤くなるはずです。 タイムラインのカーソルを一番右(今は15秒に設定しているので、449フレーム)に持っていき、 回転Yの値を720に設定します。 15秒かけて720°(つまり2回転)する動きをつけられました! 今回はこれで完成です! なお、世界地図は「正距円筒図法」という図法で書かれたものが、球体に貼り付けるのに適しているそうです。別の地図を使う場合は気にしてみてください。  

Lesson 16 映像の一部にモザイクをかける方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 16 映像の一部にモザイクをかける方法 スポンサーの関係上、撮影した映像にモザイクをかける必要がある場合があります。 今回は、映像の一部だけにモザイクをかける方法についてご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)動画を配置する 今回はこちらのアヒル(ガチョウ?)が歩いている動画をMotion Elementsからダウンロードしてきました。 こちらをビデオ1に配置します。 3)カラーの画面で編集する 次に、画面下にある「丸の周りにたくさん丸があるマーク」をクリックします。 これで「カラー」の画面へ移動します。 画面右側にノードエディターがあると思います。 こちらのサムネイルを右クリックして、 ノードを追加→シリアルノードを追加をクリックします。 すると、2つ目のサムネイルが登場したと思います。 こちらの2つ目の方にモザイクのエフェクトをかけていきます。 次に、右上の方に「エフェクト」というアイコンがあるのでこれをクリックします。 ライブラリ→ResolveFXブラー→ブラー(モザイク)というのを探して、 先ほど増えた2つ目のサムネイルにドラッグして適用します。 すると、アヒル動画全体にモザイクがかかったと思います。 4)マスクを設定して対象を追いかける 本当はアヒル一匹だけにモザイクをかけたいので、次にマスクをかけます。 画面真ん中あたりにある「楕円形っぽいアイコン」をクリックします。 ウィンドウというメニューが現れるので、この中の「◯ 円形」をクリックします。 すると画面の真ん中に、円形のシェイプが出て、その部分だけモザイクがかかりました。 次に円形のシェイプをモザイクをかけたい対象のところに持っていきます。 今回は左側にいるアヒルを狙います。 右下にキーフレームのウィンドウが出ていると思うので、 カーソルを一番左に持っていった状態で、 コレクター2という部分の左にある◆をクリックしてキーフレームを打ちます。 少しカーソルを右に動かすと、動画が進み、アヒルも少し右側に動きます。 そこで画面のモザイクのシェイプを動かすと、自動的にキーフレームが打たれます。 これを繰り返して、うまく左側のアヒルを追いかけるようにキーフレームを打っていきます。 キーフレームはこんな感じになりました。 これで完成です!