Lesson 13 ファストノイズ+グラデーションで雰囲気のある背景を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座
Lesson 13 ファストノイズ+グラデーションで雰囲気のある背景を作る方法 前回はグラデーションの作り方について書きましたが、これをもう少し進めて、なんとなく雰囲気のある背景動画を作る方法をご紹介します。 こんな感じです。 では、早速やってみましょう。 1)タイムラインの設定 まずは、タイムラインを設定します。 ファイル→新規タイムラインをクリックし、 プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。 今回は横型にしたいので、 解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。 タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。 これで作成を押すとタイムラインが作られます。 2)フュージョンコンポジションを配置する 次に、エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションというのを タイムラインのビデオ1にドラッグします。 3)Fusionページに移動する 次に、画面下にある「キラキラとステッキ」みたいなアイコンをクリックして、Fusionページに移動します。 ノードエディターの画面にはMediaOut1 だけが表示されていると思います。 ここで、こちらの「背景」ボタンを押します。 すると、ノードエディター側に Background1 というのが登場します。 Backgroundにカーソルを持っていくと、左下に「穴が二つ」表示されます。 こちらの「左側の穴」をクリックして白くします。 「左側の穴」を白くすると、上部のモニターの左側がアクティブになって、 Background1と表示されたと思います。 実はこの「2つの穴」は、上部の2つのモニターに映す映像を選択するための「穴」で、 これでBackground1の内容を左側のモニターに映すことができるようになったわけです。 ちなみに、右側は「MediaOut1」が映るようになっていますので、 後々、バックグラウンドを編集したものを「MediaOut1」につなぐことで、 同じものを出力することができるようになります。 4)グラデーションを編集する では、「Background1」を編集していきましょう。 ノードエディター側で「Background1」を選択した状態で、 右上のインスペクタのところで、 カラー→種類→単色となっているところを、グラデーションに変更します。 すると、グラデーションを詳細に作れる画面になるので編集していきましょう。 まず、 グラデーションの種類→Radial 開始 X 0.5 Y 1.0 終了 X 0.5 Y 0.0 に設定します。 さらに、グラデーションと書いてあるバーの下に三角が2つありますが、 左側の三角をクリックします。 すると、色を変更できるようになりますので、 左側を「明るい青色」にします。 右側の三角もクリックして、こちらは「先ほどよりも濃い青」になるようにしましょう。 こうすると、モニター側はこんな感じに、上の方が「明るい青」で、下の方が「濃い青」のグラデーションになっていて、さらに真ん中の上から円を描くようにだんだんと濃い青が広がっていくようになっていると思います。 前回グラデーションの種類がLinerだったので直線的なグラデーションになっていましたが、今回はRadialを指定したので、円形的になっています。点の光源から光が差しているようですよね。 ここで一旦、Background1と、MediaOut1をつないでおきましょう。 5)ファストノイズを合成する 次に、ノードエディター側で、Background1を選択した状態で、この「ぼやけた円が混ざった四角」のアイコンを押します。これがファストノイズのアイコンです。 (ちなみに有名な合成ソフトAfter Effectsではフラクタルノイズというエフェクトがあり、かなりファストノイズと似ています。) これを押すと、ノードエディター側が変化して、こんな感じになったと思います。 いきなりノードが増えてわかりにくいので少し整理しましょう。 MediaOut1を右に引っ張り、Background1を左下に持っていきましょう。 ここで、Merge1というのが登場していますが、これは「併合する」という意味で、 ▶︎緑矢印から来たものを前景 ▶︎黄色矢印から来たものを後景として合成する という意味になっています。 レイヤーで言うと上にあるのが▶︎緑矢印から来たもの レイヤーで言うと下にあるのが▶︎黄色矢印から来たもの ということですね。 僕はこれがわかりやすいので、ノードエディター側も整理して背景に当たるものは下になるようにしています。 今、MediaOut側の右側のモニターをみるとこんな感じになっていると思います。 昼間の青空に雲がかかったような感じですね。 6)ファストノイズを編集する 次に、FastNoise1を選択した状態で、 インスペクタ側を編集していきます。 ディテール 2.0 コントラスト 0.4 明るさ -0.1 スケール 16.0 変化のレート 0.1 とします。 これで再生してみると、もやもやとしたものが青いグラデーションの上に乗っているような感じになったと思います。 先ほどMediaOutにつないでいたので、これで既にエディット画面のタイムライン上に来ていると思います。 今回はこれで完成です! グラデーション部分の色を変えれば、もっと違った雰囲気にもできるので、映像の導入部分の「扉絵」などで使ってみてください。
