Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法/DaVinci Resolve 動画制作講座

Lesson 29 パーティクルエフェクトを駆使して炎を作る方法

After Effectsのパーティクルで炎を作る方法はいろいろと知られていますので、今回はそれを真似してDaVinci Resolveで炎を出してみたいと思います。
こんな感じです。

では、早速やってみましょう。

1)タイムラインの設定

まずは、タイムラインを設定します。

ファイル→新規タイムラインをクリックし、
プロジェクト設定のチェックをはずしてから、フォーマットをクリックします。
今回は横型にしたいので、
解像度と書いてあるところに、1920 x 1080 を入力します。
タイムラインフレームレートは29.97fpsにしておきましょう。
これで作成を押すとタイムラインが作られます。

タイムラインの設定

2)パーティクルを発生させる

エフェクト→エフェクト→Fusionコンポジションを選択して、ビデオ1にドラッグします。

Fusionコンポジションを配置

ビデオ1に配置

今回は少しクリップを長くしておきたいので、タイムラインに配置したFusionコンポジションをトリミングして15秒くらいまで伸ばしておきます。

トリムして伸ばす

タイムラインの下にあるFusionマークをクリックして、Fusionページに行きます。

まずはパーティクルを発生させます。
Tools→パーティクルのところから、
pエミッターと、pレンダーをノードエディターにドラッグして、
とりあえずMediaOutにつなぎます。

パーティクルをつなぐ

これで少し再生すると、右側モニターに白いつぶつぶが沢山現れてきます。

パーティクルのつぶ

ではパーティクルを炎っぽい色味に変えていきましょう。
pEmitterを選択した状態で、インスペクタ側で、
まずは「スタイル」の設定です。
Style→Blob
にした上で、以下のような設定にします。

Color Over Life Controlsというのが
パーティクルが生まれて、消えるまでの間の色の変化を表しています。
赤で生まれて、途中オレンジ色になり、最後また赤く消えていくようにしてあります。

また、Size Over Lifeのグラフも、中ぐらいで生まれ、途中大きくなって、最後には小さくなるようなカーブにしてみました。

次に「コントロール」の設定です。
エミッターのコントロールの設定

数は40、持続時間は30フレームにしました。
パーティクルが飛んでいく力と向きを表す「ベロシティ」は0.03にして、向きは上向きになるように90°に設定、向きが少しブレるように角度の変化を20°にしました。

少し再生すると、赤とオレンジの粒子が上に飛んでいく感じになりました。

色をつけたパーティクル

炎の真ん中を少し白くしたいので、パーティクルを複製して合成します。
pEmitterをコピー&ペーストして複製し、pMergeでつなぎます。

複製した方のpEmitterを選択し、スタイル→Color Over Life Controlsを操作して、ずっと白にします。
コントロールの方は、ベロシティをさらに弱くして、
角度の変化を360°にします。こうすると全ての方向にパーティクルが飛んでいくことになるので、結果的にどこにも飛んで行かず丸い感じになります。

複製したエミッターの設定

さらに領域→サイズを狭めて、0.06にします。

領域を狭める

これで、なんとなく炎っぽくなってきました。

炎っぽくなってきた

3)見た目を炎に近づける

では、徐々に見た目が炎っぽくなるようにしていきましょう。

まず、ワープ→ディスプレイスと、
ジェネレーター→ファストノイズを
pRenderの後に追加します。

ファストノイズとディスプレイスを追加

ファイストノイズは少しディテールとコントラストをあげて、
ディスプレイスで屈折の強度を上げます。

するとなんとなく炎の形が変わります。
今回はこのくらいの値にしてみました。

ディスプレイス

ファストノイズ

次に、ブラー→方向ブラーで縦方向にボカします。

方向ブラーでぼかす

だいぶ、炎っぽくなってきました。

ぼかしを入れた炎

次に、ワープ→ベクトルディストーションを追加します。

ベクトルディストーションの設定

パーティクルのつぶつぶがぼやけて、炎が光っているようになってきました。

つぶつぶが減ってきた。

さらにうねりを加えましょう。
OpenFX→ResolveFX ワープ→うねり を追加します。
強く掛けると効きすぎちゃうので、軽く揺らぐ程度にかけます。

うねりをかける

さらにワープ→渦もかけてみましょう。
これも強くすると炎とかけ離れてくるので、軽くかけます。

渦をかける

最後に、カラー→カラーコレクターで色味を少し派手にしたら完成です!

カラーコレクターの設定

少しうねりをもった、なかなか かっこいい炎ができました!

パーティクルで作った炎

魔法使いと合成すると、炎の魔法を出しているようにもできますね。

炎の魔法を出す猫

これで完成です!

(魔法使いと合成前の)最終的なノードはこんな感じです。

最終的なノード

すごく長くなっちゃったのですが、
炎の形になるようにパーティクルを出す
→縦方向にぼかして、光らせる
→炎らしくなるように、うねりや渦で形を整える
→さらに色味を整える

という流れでやれば様々な大きさ、色、形の炎が作れると思います。
ぜひ試してみてください!

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